26日現在、強い台風5号は南鳥島近海を日本列島に向かって進んでいる。6号は昨夜遅く熱帯低気圧に変わったが、フィリピンの東の海上では新たな熱帯低気圧が発生し、北に向かって進んでいる。

 気象庁によると、台風5号の中心気圧は970ヘクトパスカルと勢力を強めた。中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径90キロ以内は25メートル以上の暴風が吹いている。

 今後は、進路を北から北西方向に変えて、スピードを次第に増しながら日本に向けて接近する。気象庁の5日先の進路予報によると、30日には小笠原近海に到達し、週明けに四国沖に接近する見通しで、今後の動向に注意が必要だ。

 また、5号の北側を進んでいた6号は昨夜遅く、熱帯低気圧に変わり、現在も西南西方向に進んでいる。けさ、フィリピンの東の海上で発生した熱帯低気圧は、日本に向かって北寄りに時速15キロの速さで進んでおり、こちらもあす以降、台風になりそうだ。

 一方、大雨が降った北陸地方では、23日から降り続いた総雨量が、富山県富山市で273.0ミリ、同魚津市239.0ミリ、新潟県新潟市で227.5ミリ、同村上市で226.5ミリ、石川県金沢市225.0ミリと軒並み200ミリを超えている。

 梅雨前線は北陸地方を南下したため、大雨が降るおそれは去ったが、地盤が緩んでいるところがあるとして、気象庁が引き続き土砂災害に注意するよう呼びかけている。

 この前線に暖かく湿った空気が流れ込む影響で、関東地方ではきょう昼過ぎにかけて、甲信地方では夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となり、1時間に40〜70ミリの非常に激しい雨が降っている。こちらも土砂災害に警戒するとともに、落雷や突風に注意してほしい。