日本近海では台風5号の行方が気になるところだが、日付変更線の向こうの太平洋東部は現在、三つ子のハリケーンが発生する可能性が高いとして注目を集めている。

 米海洋大気庁(NOAA)によると、メキシコ沖の太平洋上に、2つのハリケーンが発生したと発表した。

 メキシコに近い方から、「ヒラリー」と「アーウィン」と名付けられたハリケーンと並んで、ハワイ島に近い沖合には、熱帯低気圧(トロピカル・ストーム)「グレッグ」が発達を続けていて、気象衛星スオミNPPの観測画像では、3つが横一列に綺麗に並んでいるのがわかる。

 NOAAの国立ハリケーンセンターによると、現在の最低気圧はヒラリーが974ヘクトパスカル、アーウィンが983ヘクトパスカル(米国ではミリバール表記)。グレッグも1005ヘクトパスカルまで発達しているので、あす以降、ハリケーンに変わるものと予測されている。

 日本時間25日午後6時現在、ハリケーン・ヒラリーは、メキシコ沿岸から575キロ沖合を西北西に向かって、時速19キロで移動している。現在の勢力は比較的小さいが、今週末にはアーウィンと接近して相互作用することで、強大なハリケーンになるおそれがあるという。