気象庁は26日午後、フィリピン沖で発達中の熱帯低気圧が台風9号に変わったと発表した。風速15メートル以上の強風域をともなって北上している。

 26日正午ごろにフィリピンの東の海上で発生した台風9号は、中心気圧998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が18メートル、最大瞬間風速が25メートルで、北北西に向かって時速15キロで進んでいる。

 気象庁や米海軍の合同台風警報センター(JTWC)によると、9号は今後、次第に勢力を強めながら北上を続け、今週末には進路を台湾方向へ変えて北西に進むものと見込まれる。

 一方、強い台風5号は現在、南鳥島近海を北北西に向かって時速20キロで進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、25メートル以上の暴風域を伴っている。

 気象庁の最新の予報によると、5号は今後、弧を描くようにして小笠原近海に進み、週明けには再び停滞する可能性があるというから、今後の動きの予測が難しい現状だ。