27日現在、強い台風5号は暴風域を伴いながら、日本の東の海上に到達した。気象庁によると、このまま西寄りに進んで、週末には小笠原近海でスピードを落とし、再び停滞する見通しだという。一方、フィリピンの東の海上で発達中の9号は沖縄の南を目指して進んでいる。

 台風5号は、気象衛星ひまわり8号の観測画像でも、中心の渦巻きがはっきりと確認できるまで発達している。気象庁によると、現在の中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速50メートルで、中心から半径90キロ以内は、25メートル以上の暴風が吹いている。

 あす以降は、勢力を維持しながら西寄りに進んで、30日未明には小笠原近海に到達し、進路を南西方向に変えて、スピードを緩める見通し。

 一方、9号は現在、フィリピンの東の海上を台湾に向かって北西方向にゆっくり進んでいる。中心気圧は996ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、15メートル以上の強風域を伴っている。

 今後は、勢力を次第に強めながら、29日未明には沖縄の南の海上に到達する見込みで、沖縄・奄美地方は台風や湿った空気の影響で、曇りや雨が降ると予測される。