気象庁によると、台風5号の暴風域に入り、小笠原諸島は大荒れの天気になっている。

 29日午後1時現在、台風5号は父島の南南東約70キロの海上で、南南西に向かって時速15キロで進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径80キロ以内は25メートル以上の暴風が吹いている。

 台風5号はこれから31日にかけて、勢力を次第に強めながら、小笠原近海をゆっくりした速度で南寄りに進む見通しで、小笠原諸島では猛烈な風が吹いて、海は大しけとなる見込み。

また、今夜にかけて、1時間に60〜80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあり、あす昼までの24時間に予想される雨量は、多いところで200ミリに達するという。気象庁は暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水やはん濫に厳重に警戒するよう呼びかけている。

 一方、強い台風9号は現在、沖縄の南の海上を北北西に向かって時速15キロで進んでいる。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、25メートル以上の暴風域を伴っている。あす未明には台湾海峡に到達し、昼頃には中国南部に上陸する見通しだ。

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