非常に強い台風5号について、気象庁は2日午後、5日先の進路予測を発表した。それによると、台風はいったん東シナ海に抜けた後、急旋回して九州の対馬近海を目指す可能性が高まった。

 2日午後3時現在、台風5号は西日本の南の海上を北西に向かってゆっくり進んでいる。勢力は若干弱まり、中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、25メートル以上の暴風域を伴っている。

 あす3日から6日にかけては次第に勢力を強めながら、沖縄・奄美地方を目指すように北西方向に進む見通しだが、気象庁の5日先の進路予測によると、東シナ海に到達した6日以降に進路を北北東に変えて、長崎県の対馬近海に向かう可能性が高くなってきた。

 一方、2日に発生した台風11号は現在、ウェーク島近海を北寄りにゆっくり進んでいる。現在のところ、11号が日本付近に影響を及ぼす可能性は低そうだが、5日後には、日本列島の北と南がふたつの台風ではさまれるような気象条件になる可能性が浮上してきた。