台風5号は日本列島各地に爪痕を残し、9日未明に山形県沖で温帯低気圧に変わった。先月21日の発生以来、実に18日半に及ぶ観測史上3位の長寿台風となった。

 気象庁によると台風3号は9日午前3時に山形県沖で温帯低気圧に変わった。現在、低気圧はゆっくりした速度で北海道に向かっている。

 東北地方と北陸地方では昼過ぎにかけて、雷を伴った1時間に30ミリの激しい雨が降る所がある見込みで、あす朝までの24時間に予想される雨量は、東北地方の多いところで120ミリに達すると予測されることから、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。

 台風一過の影響で、東日本から西日本、沖縄までの広い範囲で日中の気温が35℃を超えるところが多い。きょう日中の予想気温は、山梨県甲府市で38℃、東京と埼玉県さいたま市、熊谷市、秩父市、静岡県静岡市で37℃、神奈川県横浜市と小田原市、千葉県千葉市で36℃と関東地方を中心に軒並み高くなる。

 気象庁は各地に高温注意情報を発表して、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。