7月12日から開幕する第101回石川大会の組み合わせ抽選会は6月26日に行われた。全国制覇を狙う奥川 恭伸擁する星稜は七尾東雲と初戦を戦うことに決まった。また、昨夏は悔しい思いをした日本航空石川は石川県工との初戦を戦うことが決まった。

 そして1回戦最大の注目カードがシード校・遊学館と金沢学院が初戦で激突するカード。昨夏決勝まで勝ち進んだ金沢学院と実力校・遊学館の一戦は今春は9対2で遊学館に軍配。この夏はどんな結果になるのか、楽しみだ。

 他にも気になるカードが出そろった今年の石川大会。そこで今回は注目校や、今年の秋と春の戦績や過去5年間の夏の大会のデータを紹介していきたい。

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第101回 全国高等学校野球選手権 石川大会

優勝候補筆頭は奥川恭伸擁する星稜

好投手・奥川恭伸(星稜)

 まずはじめに昨秋、今春のベスト8を振り返っていこう。

 やはり石川大会注目は奥川 恭伸擁する星稜。奥川は今年の選抜、18イニングで27奪三振、自責点2、四死球3と抜群の安定感を発揮。最速150キロ級の速球はもちろん、試合展開に応じて見せる、様々な球速の変化球にも注目である。高校生とは思えないピッチングでチームを阪神甲子園球場 に導けるか。また、チームも春季大会は奥川抜きで、県大会の頂点を勝ち取っており、戦力は十分だ。

【秋】 優勝 星稜 準優勝 遊学館
ベスト4 小松商、鵬学園

ベスト8 金沢商、金沢泉丘、鶴来、金沢

【春】優勝 星稜 準優勝 日本航空石川
ベスト4 輪島 鵬学園
ベスト8 小松大谷、野々市明倫、北陸学院、遊学館

勢力が拮抗している石川大会

■春の大会を振り返る

■2019年 第140回 北信越地区高等学校野球石川県大会

 次に過去5年の石川大会の優勝校、準優勝校を振り返っていこう。

2018年 優勝 星稜 準優勝 金沢学院
2017年 優勝 日本航空石川 準優勝 遊学館
2016年 優勝 星稜 準優勝 日本航空石川
2015年 優勝 遊学館 準優勝 金沢
2014年 優勝 星稜 準優勝 小松大谷

 星稜を追いかける勢力が、02年夏に創部1年4カ月、1・2年生ばかりで阪神甲子園球場 を勝ち取った遊学館。しかも、阪神甲子園球場 でも2勝してベスト8進出を果たし一躍全国の脚光を浴びる存在となった。

 鵬学園は阪神甲子園球場 未出場だが、石川県大会では2季連続4強入りをするなど強化を進めている。2017(平成29)年夏に星稜、遊学館に快勝して8年ぶり2度目の阪神甲子園球場 出場を果たした日本航空石川にも注目。

 公立校では輪島、金沢商、小松商がどこまで私立勢を追い詰めることが出来るか楽しみなところだ。

文=編集部