高校時代の石川 慎吾

 8月24日(土)、読売ジャイアンツ(以下・巨人)にセントラルリーグ優勝マジック「20」が点灯しました。この日、2位だった横浜DeNAベイスターズとの激戦を制す延長11回サヨナラアーチを放ったのは6年間を過ごした北海道日本ハムファイターズから2017年に移籍後、貴重な右の中距離砲として頭角を現しつつある石川 慎吾外野手でした。

 そんな石川選手は東大阪大柏原(大阪)時代には高校通算55本塁打をマーク。50メートル6秒1の俊足と遠投105メートルの強肩も備え、2011年の3年夏には4番・中堅手として決勝戦で大阪桐蔭を破り、同校初の甲子園出場に大きく貢献しました。

 かくして横尾 俊建(慶應義塾大〜北海道日本ハムファイターズ)、髙山 俊(明治大〜阪神タイガース)ら強力な主軸を有した日大三(西東京)が田村 龍弘(千葉ロッテマリーンズ)が2年生4番だった光星学院(青森。・現:八戸学院光星)を撃破し優勝。花巻東(岩手)・大谷 翔平(MLB)も2年生で出場した「第93回全国高等学校野球選手権」でも石川選手は4番中堅手で2試合フル出場。

 1回戦の至学館(愛知)戦では3打数1安打、延長10回の末惜しくも敗れた2回戦・如水館(広島)でも4打数1安打1打点をマークしました。

 さらに同大会出場チームのメンバー表を追っていくと……。横浜(神奈川)のバッテリーは中日ドラゴンズ・柳 裕也と北海道日本ハムファイターズ・近藤 健介。糸満(沖縄)の巧リードオフマンとして注目されていたのは中央大〜日本生命を経て横浜DeNAベイスターズの主力となっている神里 和毅。東洋大姫路のエースは東洋大を経て東京ヤクルトスワローズのエースとなっている原 樹理。なかなか豪華なメンバーがそろっています。

 ちなみに髙城 俊人(横浜DeNAベイスターズ〜オリックス・バファローズ)とバッテリーを組んでいた九州国際大付(福岡)のエースは先日、東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍後初となるサヨナラ安打を放った三好 匠(広島東洋カープ)実はその他にも「あの選手とあの選手が一緒にプレーしていたのか!」という記録も数々。石川選手のサヨナラアーチから、いろんな人間関係が見えてくるのもプロ野球の楽しみ方の1つかもしれません。