二季連続甲子園ベスト4の明石商。今年、春夏の甲子園で挙げた7勝は夏の甲子園優勝の履正社、準優勝の星稜よりも1勝多い。

 その明石商の攻守の中心が水上 桂だろう。投手の持ち味を引き出すキャッチングとリード。さらに1.8秒台のスローイングで盗塁阻止。そして2番打者としては巧打、強打を発揮し、夏の甲子園では2回戦の花咲徳栄戦でバックスクリーン弾を放った。

 甲子園での活躍が認められ、晴れて選出が決まった水上は、狭間善徳監督から「調子に乗らず、謙虚にプレーしなさい」とエールを送られ、合宿に合流した。

 水上は代表入りで最も楽しみにしていたのは代表9人の投手たちとバッテリーを組むことだ。
 「みんなが凄い投手ばかりで、そういう投手と組むのはずっと楽しみにしていました」と笑顔を見せる。合宿初日では163キロ右腕・佐々木 朗希(大船渡)のボールをいきなり受けることに。

 佐々木のボールについて「ストレートの速さだけではなく、あの長身(193センチ)から投げ込むので見たことがない角度でしたし、低めは伸びてくるんです」と興奮気味に語っていた。

 実戦が始まってから攻守でも存在感を発揮している。初実戦となった24日の駒澤大戦の第1試合で先制の適時二塁打。捕手としても投手陣の持ち味を引き出し、完封勝ちを演出。また盗塁も阻止して強肩を披露した。そして大学代表戦でも先発マスクをかぶり、水上の評価は日増しに高まっている。

 これからも謙虚な心を忘れず、日本の勝利を導く。

(記事=河嶋 宗一)

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