高橋宏斗(中京大中京)

 6月10日、8月に阪神甲子園球場で今春の第92回選抜高校野球大会に出場予定だった32校を招待しての交流試合が開催される。出場32校の中で最注目なのが昨秋の明治神宮大会優勝の中京大中京だ。多くの逸材が揃う中京大中京。その中でもトップレベルの実力を誇る「5人衆」を紹介したい。

高橋 宏斗(投手・3年)右投げ右打ち 182センチ80キロ
 明治神宮大会では強力打線・明徳義塾打線を完封するなど、実力を発揮し、優勝に貢献。1月の練習で最速150キロを計測。1月のピッチング練習を見た時、速球の勢いだけではなく、スライダー、ツーシームの切れ味は段違いで、世代トップクラスと呼ぶにふさわしいものがあった。

 世代ナンバーワン右腕を目指し、これからも質の高い投球を追求する。

探究心が深い高橋ならば、昨年以上にパワーアップした姿を見せてくれるはずだ。

中山 礼都(遊撃手・3年)右投げ左打ち 179センチ80キロ
 東海地区を代表する大型遊撃手。高校通算15本塁打と飛び抜けて多い数字ではないが、左中間方向へも鋭い打球が打てる技術は素晴らしいものがあり、昨秋の公式戦では11試合で33打点を記録した勝負強さが魅力。そして強肩が光る遊撃守備もレベルが高い。高卒プロ志望を掲げた中山は残りの独自大会、交流試合でどれだけアピールできるか。

松島 元希(投手・3年)左投げ左打ち 164センチ72キロ
小柄ながら最速147キロを誇る速球派左腕。好調時は、常時140キロ前半の速球で圧倒する投球が持ち味。さらに俊足を生かした外野守備が魅力だ。ピッチングでは更に変化球の精度を磨き、幅広い投球を見せていきたい。

印出 太一(捕手・3年)右投げ右打ち 182センチ85キロ
 中京大中京の攻守の柱で、チームメイトからの信頼も強く、成績抜群と文武両道を実践する大型捕手。外角に入った甘めのボールを強く巻き込んで本塁打を量産。課題はスローイング。動作を素早くして、コンスタントに2秒台を切るスローイングを実現したい。

西村 友哉(外野手・3年)右投げ右打ち 173センチ77キロ
 1番打者ながら高校通算17本塁打はチーム最多。レベルスイングで、速球、変化球を次々と対応し、快打を連発。昨秋の公式戦では打率.464をマークし、打線を勢いづける役割に徹した。守備・走塁のレベルも高く、走攻守三拍子揃ったセンターだ。


 選抜前から注目度が高かった中京大中京の選手たち。限られた実戦で、さすが中京大中京と思わせる戦いぶりを期待したい。

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