高校野球ドットコムでは「ようこそ高校野球へ」と題して、Youtube動画でこれまで紹介した中学球児をまとめて紹介させていただいた。今回は、その野手編をまとめた。

 昨年はコロナ渦で、県をまたいでの取材がなかなか行えず地域に偏りがあるが、17名の野手をピックアップしたのでご覧いただきたい。

投手編はこちらから!
軟式で144キロ、その他にも左右で140キロ超え投手も。この春、高校野球に挑む13人の怪物投手たち



左から百崎(熊本泗水ボーイズ)、緒方(オセアン横浜ヤング)、松本(戸塚シニア)、江口(筑後サザンホークス)

修徳中 齋藤 敏哉選手
中本牧シニア 小川 大地選手
世田谷西シニア 小竹 遥斗選手
世田谷西シニア 延末 藍太選手
世田谷西シニア 青山 達史選手
オセアン横浜ヤング 緒方 漣選手
浦和シニア 本田 凌太選手
佐倉シニア 及川 将吾選手
戸塚シニア 松本 ジョセフ選手
狭山西武ボーイズ 小野 勝利選手
武蔵狭山ボーイズ 山内 教輔選手
東広島ボーイズ 内田 瑛斗選手
筑後サザンホークス 江口 翔人選手
飯塚ボーイズ 中尾 湊選手
熊本北部シニア 田上 夏衣選手
熊本泗水ボーイズ 百崎 蒼生選手
八幡南ボーイズ 一ノ瀬 颯選手

 修徳中の齋藤 敏哉選手は、奥戸球場のライト照明直撃の本塁打を放つなど、軟式野球屈指のスラッガーとして活躍。また大型遊撃手として期待の小川 大地選手(中本牧シニア)は、パンチ力のある打撃に強肩を活かした守備にと、潜在能力の高さが目を引く選手で、緒方 漣選手(オセアン横浜ヤング)は守備範囲の広さ、球際の強さ、握り替えの速さなど守備においては別格の上手さを見せた。

 そして世田谷西シニアからは3名の選手を紹介させていただいた。

 キャッチャーの小竹 遥斗選手は鋭いスイングを見せる強打者で、飛距離だけでなく高いミート力も武器の一つ。延末藍太選手は、シュアな打撃を武器に2年生春からレギュラーを掴み、また飛距離なら青山 達史選手がチーム1だ。8月に行われたリトルシニア全国選抜大会では、大阪シティ信用金庫スタジアムの左中間スタンドに本塁打を放ち、周囲の度肝を抜いた。

 捕手では、強肩強打が持ち味の本田 凌太選手(浦和シニア)が目立っていた。2塁送球1.8秒台の強肩に、打撃も飛距離と確実性を持ち合わせ、2年時には正捕手として日本選手権優勝に大きく貢献。

 また佐倉シニアの及川 将吾選手は、腰の据わった打撃と捕手力の高さを感じさせる実戦派で、攻守で堅実なプレーが光る。

 スラッガーでは、中学通算28本塁打の松本 ジョセフ選手(戸塚シニア)は柔らかい打撃が特徴的で、また山内 教輔選手(武蔵狭山ボーイズ)は変化球への対応やアグレッシブなメンタリティなど、心身共にハイレベルだ。

 そして小野 勝利選手(狭山西武ボーイズ)はこの1年間で力強さが加わり、また野球への熱い情熱が体からにじみ出ている選手だ。この先も大きく成長することを予感させる。

 西日本では、東広島ボーイズで3番・遊撃手を務めた内田 瑛斗選手、どっしりとした下半身から広角に強い打球を打ち分ける中尾 湊選手(飯塚ボーイズ)、バットコントロールは九州地区でも屈指の田上 夏衣選手(熊本北部シニア)と強打が持ち味の選手が多く名を連ねた。

 また「守備と足」という明確な持ち味を見せたのが、筑後サザンホークスの江口 翔人選手だ。軽い身のこなしから流れるような動作でゴロを捌き、また「出塁すれば二塁打と同じ」と言われる程の俊足は相手にとって脅威だった。

 強肩強打が持ち味の一ノ瀬 颯選手(八幡南ボーイズ)は、2年生から正捕手を掴み、また打撃でもクリーンナップを任されるなど活躍。そして中学通算19本塁打を記録したスラッガーの百崎選手は、飛距離だけでなく50メートル走6.2秒の俊足も見逃せない。

 彼らの高校野球での活躍にも、是非期待したい。

(取材=栗崎 祐太朗)




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