5月17日、春季関東大会3日目。この試合は準々決勝2試合が開催される。どちらも活発な試合展開が予想される2試合の見所を紹介したい。

桐光学園vs関東学園大附

 関東地区のスカウトが要チェックしそうなカードだ。桐光学園の最速146キロ右腕・中嶋太一は初戦の日大三戦で5.1回を投げて7奪三振と大荒れの内容になったものの、打者としては満塁本塁打を記録しており、投打ともに注目が集まる。2番手として登板した針谷寿和も期待の2年生投手だ。また好打者・松江 一輝も注目が集まる。

 関東学園大附は初戦で好投を見せた篠原 正紀、石原 勇斗、堀越 蒼空の140キロ超えトリオも健在。そして打者ではこの3人をリードする好捕手・福岡莉空は2回戦で本塁打含む3安打3打点の活躍を見せた。

 どちらも投打の実力が高く、激しい試合が予想される。

関東一vs日本航空

エドポロ ケイン(日本航空)、市川祐(関東一)

 逆転サヨナラ勝ちを決めた関東一は1つのチャンスを逃さず物にできる試合運びの上手さは健在。初戦の千葉学芸戦で2失点完投勝利のエース・市川 祐は球数の兼ね合いから控え投手の登板も予想される。米澤監督も「経験が少ない子たちが多いので、こういう大会に出させていただくことはとてもありがたいことです。泊まりの遠征を経験させてもらえることもとても良い経験になっています」と初戦後にコメントするように、多くの選手を経験させることが予想される。

 野手陣ではサヨナラ打をきっかけに不調を脱したい左の好打者・初谷 健心、安定した守備とバットコントロールが持ち味のショートストップ・楠原 悠太と能力が高い野手を揃えるチームだ。

 日本航空は144球完投勝利のヴァデルナ フェルガスではなく、秋から主戦投手として活躍した山形 一心、小沢 耕介のサウスポーコンビの登板が考えられそうだ。打線では通算17本塁打スラッガー・エドポロ ケインが東海大相模戦で3安打を放ち、勢いに乗っている。エドポロを乗せてしまうと怖いが、前後の打者もコンタクト力の高い打者が多く、5点〜6点の勝負になることが予想される。

(文=河嶋 宗一)