高校野球ドットコム人気企画の高校生期待度ランキング。夏の地方大会が全国的に開幕する10日を前に、注目選手をランキング付けしていきたい。今回は20位から11位までの逸材を紹介していく。

高校生ドラフト期待度ランキング50!
50位〜41位 全国レベルの左腕が続々ランクイン
40位〜31位 全国レベルのスラッガー、好投手、剛腕揃い
30位〜21位 逸材捕手、関東地区の好右腕など
20位〜11位 全国レベルの剛腕、左腕、スラッガーが続々ランクイン
10位〜1位 1位はアスリートとしての魅力を評価

20位〜16位

阪口 樂(岐阜第一)、前川 右京(智辯学園)、松川 虎生(市立和歌山)

20位 徳丸 天晴(智辯和歌山)
 1年春から4番に座り、本塁打を積み重ねてきた右の大型スラッガー。高校通算40本塁打を超える長打力、外野手としても抜群の強肩を誇る。課題は、元プロの中谷 仁監督から指摘されるように、「配球を読む能力」を高め、県内のライバル・小園 健太を打ち崩すことができるか。

19位 阪口 樂(岐阜第一)
 昨夏の独自大会・帝京可児戦で、当時エースだった加藤 翼(中日)から特大本塁打を放ち、一躍注目を浴びた左の大型スラッガー。シルエットが大谷 翔平と似ているところから、「大谷二世」と呼ばれた。あれから1年、その打撃面で苦しんでおり、東海大会では思うような打撃を見せることができなかった。木製バットを使った打撃練習では軽々とスタンドインする打球を見せるように、別格のポテンシャルを持った選手であることは間違いない。最後の夏に大爆発を期待したい。

18位 松川 虎生(市立和歌山)
 センバツ以降も順調に本塁打を重ね、高校通算本塁打も40本を超える勢い。長打力だけではなく、広角に打ち返す高い打撃技術は秀でたものがある。捕手としても観察力が高く、1.9秒台のスローイングを連発する強肩も魅力。中学時代からバッテリーを組む小園 健太とともに二度目の甲子園を踏むことができるか。

17位 寺嶋 大希(愛工大名電)
 入学時から田村 俊介とともに注目された速球派右腕。140キロを超える速球を投げ込み、高い潜在能力を発揮していたが、今春の公式戦で「ドラフト候補」として評価が急上昇した。まず愛知県大会では13回を投げて28奪三振、防御率1.38の快投、東海大会では岐阜第一戦で先発し、6回8奪三振と評価を大きく挙げた。最速147キロの速球と手元で鋭く曲がるスライダーのコンビネーションは脅威。8年ぶりの甲子園出場へ、さらなる快投を見せる。

16位 前川 右京(智辯学園)
 1年時から注目を浴びたスラッガーは3度の甲子園を経験。今春のセンバツでは思うような打撃ができず苦しんだが、小阪監督のアドバイスを元に打撃フォームを修正し、今春の近畿大会に臨んだ。すると、次々と快打を披露し、10打数6安打、打率.600と高打率を残した。体が開かず、インパクトまで無駄のないスイングで、右、左に打球を飛ばし、滋賀学園戦では豪快な本塁打を披露した。課題は小阪監督が指摘するように、「打ちたい気持ちを抑え、いかにフラットな状態で相手投手に向き合えるか」。練習で培った打撃フォームで対応すれば、4度目の甲子園出場も見えてくる。

15位〜11位

池田 陵真(大阪桐蔭)、吉野 創士(昌平)、柳川 大晟(九州国際大付)

15位 池田 陵真(大阪桐蔭)
 走攻守三拍子揃った外野手。高い打撃技術、抜群の強肩、ここぞという場面で結果を残す勝負強さと、頼もしい選手。2大会ぶりの夏の甲子園出場を目指し、大阪のライバルを圧倒するパフォーマンスを披露することができるか。

14位 柳川 大晟(九州国際大付)
 今春の九州大会では多数のNPB球団からのチェックが入った152キロ右腕。140キロ中盤の速球と曲がりが鋭いスライダー、フォークが決まった時の投球は脅威。夏にかけてピッチングの精度を高め、先発時でも150キロ前後の速球を投げられるようになると、評価が急上昇しそうだ。

13位 吉野 創士(昌平)
 見た目はスタイリッシュだが、打者としては高校通算55本塁打。そしてセンターを守れば、右中間に飛ぶ飛球を持ち前の俊足で好捕し、バックホームでは高校生レベルを凌駕する強肩で捕殺を記録する。すべてにおいて華があり、人気プレイヤーになる可能性を秘めている。

12位 沢山 優介(掛川西)
 今春の県大会、東海大会を防御率0.00で終えた大型左腕。手足が非常に長く、それを活かした投球フォームから投げ込む速球とスライダーは恐怖感がある。静岡大会へ向けてフォームチェックを念入りに行う姿が見られた。東海地区ナンバーワン左腕の実力を発揮し、23年ぶりの甲子園出場に導く。

11位 竹山 日向(享栄)
 復活の兆しが見える享栄。今年の享栄投手陣は140キロ後半の速球を投げる投手が3人いるが、その中でもナンバーワンの実力を誇るのが竹山だ。キャッチボールから『恐怖感』のある球筋で投げ込み、ブルペンでは角度のある速球と切れのあるスライダーを投げていた。速球、変化球の精度すべてにおいて高く、ゲームメイク能力も高い。愛知大会では本領発揮できるか注目していきたい。

 11位まで発表を終えました。いよいよ10位〜1位の発表となります。高校野球ドットコムが選ぶベスト10は?SNSでもこちらの企画を盛り上げていきますので、どうぞご覧ください!

(記事=河嶋 宗一)