履正社の投打の柱が活躍し、準決勝へ!

清水大成(履正社)

 打撃戦が予想されたこの試合。試合は7対3と拮抗したものとなった。

 この展開にしたのは清水 大成(履正社)の投球が大きい。清水は過去3試合と比べても最もよかった。常時130キロ台だったが、終盤に130キロ後半・最速142キロを計測するなど、力配分ができており、カットボール、カーブを打者のひざ元に投げ分けることができていた。

 今までの清水の投球は「力み」があった。今回の投球はうまく脱力ができていたことで、回転数の高いストレートを両サイドに投げ分けができていた。強打でしぶとい打者が揃う関東一打線をしっかりと抑え込んでいた。

 またここまで3試合連続安打を記録し、2本塁打を記録している履正社の主砲・井上 広大の打撃の勢いが止まらない。

 まず3点ビハインドの1回裏、二死三塁から関東一・谷 幸之助からスライダーをとらえ、中前適時打。そして6回裏、二死満塁の場面で打席が回り、2番手・土屋 大和の初球をとらえると左翼線を破る走者一掃の適時二塁打となった。この試合で4打点。

 井上は「1打席目から打てたので、良い方向性で入って行けると思ったので、そのままいけました」と振り返った。

 大会通算11打点となった。「打点にはこだわりはそれほどないですが、毎試合安打が打てているのが僕にとっては良いことです」
 4試合連続安打を記録していることを収穫に挙げた。この試合でも一打席ごとに修正力を発揮。1球目に仕留める集中力はただものではなく、今大会ナンバーワンスラッガーに相応しい活躍を見せている井上が見逃せない。

両チームの個人成績表
関東一 打撃成績
関東一 投手成績
履正社 打撃成績
履正社 投手成績

(記事=河嶋 宗一)