近江が快勝で練習試合締め、山田主将が「日本一」誓う

近江・山田 陽翔

 11月最終週。高校野球はアウトオブシーズン前最後の週末。各地で今シーズン最後の対外試合が行われた。

 今夏の甲子園ベスト4、秋の近畿大会ベスト8の近江(滋賀)は浜松商(静岡)を自校グラウンドに招き、7対1で勝利して今シーズンの試合を締めくくった。

 近畿大会ではベンチ外だった長身右腕・小島 一哲投手(2年)が先発して5回無失点と好投。打線は9番・清谷 大輔外野手(1年)が三塁打を含む2安打を放つなど、こちらも近畿大会で出番が少なかった選手が多く活躍した。

 山田 陽翔主将(2年)は、「やはり夏の甲子園(ベスト4)が僕の中では一番大きかった。秋はもっと上を目指せた中で力不足で負けてしまった」と今シーズンを振り返り、「自分たちの課題、ツメの甘さを見つめ直してこの冬やっていきたい」と冬にやるべきことを語った。その中で、「近畿ではスタンドで応援していた小島が成長しているのは嬉しいこと」と190センチ右腕の台頭に刺激を受けている様子。自身も投手として春に復活した姿を見せる気持ちを示した。

 明治神宮大会で大阪桐蔭が優勝し、来春センバツの近畿地区の枠が6から7に増えた。
 どこが選出されるかは来年1月の選考委員会で決まるため、現状ではどうなるかわからないが、近畿ベスト8に限れば、「8分の6」から「8分の7」に確率が上がったのは事実だ。25日の大阪桐蔭の明治神宮大会優勝を「(学校の)昼休みに確認した。嬉しかった」と喜んだ主将は、「決まってから頑張ろうでは遅いので、日本一を獲ろうという目標を作って、日本一の練習をみんなでしていきたいと思います」と決意を語った。

 練習試合後には浜松商の選手たちとノック、スイング、近江名物の三角ダッシュなどを合同練習し、お互い刺激しあっていた。

(記事:松倉 雄太)