札幌南が代表決定戦へ!次戦は前回王者・北海と激突

<第104回全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部予選:札幌南15−1札幌啓成>◇2日◇2回戦◇札幌円山球場

 札幌南が大量得点を奪って勝利し、代表決定戦に進んだ。

 1回裏、1番・水野 敬太内野手(3年)の四球などでチャンスを作ると、4番・藤井 啓太外野手(3年)の振り逃げで、思わぬ形で1点を先制する。

 追いつきたい札幌啓成は2回表、先頭の6番・鷹巣 遼内野手(3年)が三塁への内野安打で出塁すると、続く7番・中塚 奏太郎投手(3年)がプッシュバントを試みて成功。無死一、二塁とする。8番・佐藤 瑠祐内野手(3年)は犠打、9番・松野 慧外野手(3年)は四球を選んで1死満塁とすると、2番・三浦 隼勢外野手(3年)が右前適時打を放って1対1の同点に追いついたが、逆転とはならなかった。

 追いつかれた札幌南は2回裏、先頭の岡田 陽亮内野手(2年)が右前安打で出塁するも、7番・坂本 隼生外野手(3年)の打球は二塁への併殺打となってしまう。しかし、そこから8番・奥村 椛捕手(3年)の中越え三塁打で2死三塁のチャンスを作り、9番・田澤 叶羽内野手(1年)の打球は遊ゴロに。ただ、遊撃手からの送球を札幌啓成の一塁手が捕球できず、その間に三塁走者が生還。勝ち越しに成功し、その後2点を追加して4対1とリードを3点に広げた。

 札幌南は攻撃の手を緩めず、3回裏にさらに1点を追加すると、4回には3番・大澤 天馬内野手(2年)の2点適時三塁打、相手投手の暴投、1番・水野の右前安打など、打者一巡の猛攻でこの回に10点を挙げ、15対1とリードを14点に広げた札幌南が大会規定により5回コールド勝ちした。

 札幌南先発の生部 漣次郎投手(3年)は4回を投げて5奪三振1失点。打線も12安打と爆発し、投打ともに好調だった。

 一方敗れた札幌啓成は、4回を除いて毎回ランナーを出しながらも、後続が倒れた。

 札幌南は生部ー大山ー大澤と3人の継投だった。札幌南・田畑 広樹監督は予定通りだったと明かし「9回であれば1人で3回ずつ登板させる考えだった」と話した。

 代表決定戦では昨夏代表の名門・北海と対戦する。田畑監督は「強豪の北海さんが相手。1球を大切に、迷わずに戦いたい」と意気込んでいた。

(文=小林英介)