市立船橋、またも6回に逆転。エースの森本が連日の好リリーフで2季連続ベスト4&県内公式戦10連勝!

森本哲星(市立船橋)

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<第104回全国高校野球選手権千葉大会:市立船橋5−3中央学院>◇22日◇準々決勝◇千葉県総合スポーツセンター

 市立船橋vs中央学院の一戦。

 先制したのは市立船橋。2回表、8番坂本 崇斗投手(3年)の適時打で1点を先制する。しかし中央学院も2回裏、バッテリーミスで追いつき、4回裏もバッテリーミスで勝ち越しに成功した。

 6回表、1死から4番片野 優羽捕手(3年)の中前安打からチャンスを作り、5番大野 七樹内野手(1年)も続き、6番谷藤汰樹内野手(3年)の左前適時打で同点。なおも1死二、三塁で代打・黒川裕梧内野手(3年)が痛烈な二ゴロ。中央学院の二塁手・吉川尚生内野手(3年)が横っ飛びで捕球し、ヒットは阻止したが、三塁走者は素早くスタートを切っており、生還。勝ち越すことに成功する。

 追う中央学院は2死からチャンスを作り、一、三塁から一塁走者の飛び出しの間に三塁走者が生還した。同点に追いつかれた市立船橋だが、9回表1死二、三塁から三塁強襲安打で2点を勝ち越す。背番号1の森本 哲星投手(3年)が追いすがる中央学院打線を抑え、市立船橋が準決勝進出を決めた。

 前半はロースコアの接戦に持ち込み、6回で勝負を仕掛け、勝ち越して、エース・森本がリリーフエース役として逃げ切る。勝利のパターンが確立した。

 市立船橋のダブルエースの1人・坂本が2失点に抑える投球。そして5回表から森本が登板し、冷静な投球を演じる。140キロ前半の速球を連発していた前日(21日)の5回戦の投球とは違い、常時130キロ中盤がほとんどで、1イニングに数球、130キロ後半の直球を投げるぐらいだった。

 「前の試合も投げていたので疲れはありましたが、集中して投げることができました」と語るように追い込んだ時には厳しい直球で勝負にいっていた。この日は5回を投げ、4奪三振、66球、1失点の好投。昨年は130キロ後半をマークしていたが、制球が安定せず、リズムも悪く、投球となっていなかったが、今ではテンポもよく、ストライク先行で組み立てることができて、優位に自分の投球ができるようになった。昨年とは違う姿で好投を演じる森本に対し、海上監督は「だいぶ成長しています」と称える。

 ロースコアの試合展開は想定内。そこには捕手・片野のリードの成長面も大きい。海上監督は「この夏はゲームマネジメントができるようになってきました。捕手としての成長はかなり大きいと思います」と評価する。

 準決勝は春にも対戦した拓大紅陵だ。厳しい戦いを制し、6年ぶりの決勝進出を決めることができるか。

(取材=河嶋 宗一)