早稲田実業・倉光 今大会19イニング無失点の好投!都立国立 さわやかに散る

早稲田実・倉光条

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<第104回全国高校野球選手権西東京大会:早稲田実業3−0都立国立>◇22日◇5回戦◇府中市民

 西東京の都立校では唯一甲子園を経験している都立国立であるが、これまでチーム作りには苦労してきた感じがする。春季都大会では1回戦で青稜に6対8で敗れている。しかしこの夏、完全に一段階上のチームに成長し、5回戦に進出した。変化の象徴がエースの不破 倖志朗だ。春は登板機会のなかった不破であるが、「自分が変わりました」と不破。朝が苦手だが、朝練も率先して取り組んだ。エースの座は2年生の金森 誠太らとの競争になったが、「最後の夏は背番号1が似合うピッチャーになりました」と都立国立の中村優介監督は言う。

 早稲田実業戦も当然不破が先発のマウンドに立った。不破は走者を出しても、丁寧で粘り強い投球で早稲田実業打線を抑える。唯一、集中打を浴びたのは4回表だった。この回安打2本で2死一、三塁とし、先発投手でもある8番・倉光 条が中前安打を放ち、まず1点。さらに9番の眞榮田 侑大が二塁打を放ち2人が生還。早稲田実業が3点をリードする。

 早稲田実業の倉光にすれば、この3点で十分であった。初戦の都立日野台を完封した倉光は、次戦の都立保谷戦も1イニングを無失点に抑え、この試合もゼロ行進が続く。直球に力のある倉光は、4回に味方の失策で走者を出したことがあるが、先頭打者を出塁させないため、投球に安定感がある。結局9回を投げ切り、被安打2、奪三振7、与四死球4と快調な投球で完封勝利を飾った。「序盤は制球に苦しみましたが、後半は楽に投げられました」と倉光。都立国立の中村監督も「尻上がりに調子を上げていました」と、倉光の投球を評価する。早稲田実業は準々決勝で東海大菅生と対戦する。東海大菅生打線に倉光がどう対抗するか。全国に名の知れた強豪校同士対戦が注目される。

(取材=手束 仁)