日体大荏原、都立小山台投手陣を攻略。エース・小金井も好リリーフを見せ、32年ぶりのベスト4!

日体大荏原・小金井凌生

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<第104回全国高校野球選手権東東京大会:日体大荏原8−1都立小山台(8回コールド)>◇25日◇準々決勝◇神宮

 日体大荏原と都立小山台の一戦。ともに総合力が高く、好試合が期待されたが、思わぬ試合展開となった。

 攻撃力の高い都立小山台は1回表、3番岩佐悠斗内野手(3年)の適時二塁打で1点を先制し、なおもチャンスは続いたが、日体大荏原は併殺でピンチを切り抜けた。本橋監督は「立ち上がりで苦しい時に、バックが併殺に打ち取って1点にとどめたのは大きかったです」と語るように、日体大荏原はその直後、4番小林滉人内野手(3年)の適時二塁打で同点に追いつく。

 そして3回裏、犠牲フライで1点を勝ち越し、4回裏には7番原田悠希捕手(3年)の適時打、1番石崎祥真外野手(3年)の2点適時打で5対1と突き放す。5回裏には、原田の適時打が飛び出し、6対1に。そして8回裏には1番石崎と3番千葉輝夏内野手(3年)の適時打で8対1に。8回コールド勝ちを決めた。

 都立小山台はコールド負けを喫したが、決して投手力は低いわけではない。常時130キロ台前半の速球、切れのあるスライダーを投げ分ける松川 侑聖投手(3年)、135キロ前後の速球、120キロ前半のスライダーで勝負する大型左腕・栗林兼吾投手(3年)の2枚看板は都内でもトップレベル。日体大荏原の本橋監督は「松川くんは本当に良い投手で、うちは長打が打てる選手がいません。とにかくゾーンを上げて、高めに浮いた球をしっかりと打つ。低めにしっかりと決まったらそれはしょうがないと割り切って臨ませました」と語るように戦術を徹底し、選手たちがしっかりと実行した。

 その中でも4回途中からマウンドに登ったエースの小金井 凌生投手(3年)の投球が非常に大きかった。右サイドから135キロ前後の速球、ゆるく打者の手元ですっと曲がる110キロ後半は非常に打ちにくい。

 「中1日の練習で、しっかりと修正ができました」と前回登板の反省を活かし、巧打者が揃う都立小山台打線をうまくしのいだ。

 これで32年ぶりのベスト4。「今年は自主性が高く、自分たちで問題解決ができ、行動が出来る選手たちが多く、頼もしい」と本橋監督が信頼する選手たちが結束して勝ち上がってきた。都立城東との準決勝を制し、決勝戦へ進出できるか。

(取材=河嶋 宗一)