この試合、守るしかなかった。横浜創学館が厚木北に苦戦も押し出し四球でベスト8

鈴木 圭晋(横浜創学館)

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<秋季神奈川県高校野球大会:横浜創学館2−1厚木北(9回サヨナラ)>◇11日◇4回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷

 横浜創学館が公立の実力校・厚木北との接戦を制して、ベスト8入りを果たした。1回表、厚木北は2番山田蓮外野手(2年)の四球、盗塁で1死二塁のチャンスを作り、3番・北川 律外野手(2年)の適時打で1点を先制。横浜創学館も5回裏、2番手投手の鈴木 圭晋投手(1年)が同点適時打を放ち、1対1で5回を折り返す。

 横浜創学館の森田監督は選手たちに「守るしかない」と伝えたという。

「相手のサイドスロー投手にうちの打線がかなりハマってしまい、点を取れる感じがしませんでした。トーナメントでは、こういう試合というのはあります。選手たちに『今日は打てないから守るしかない』と伝えました」

 エースの鈴木が踏ん張った。180センチ、68キロと細身だが、しなやかな腕の振りから繰り出す120キロ後半(最速128キロ)の速球と、スライダー、カーブをテンポよく投げ分け、無失点の投球を演じる。

 厚木北とのエース・阿部 龍之介投手(2年)も速球と、ゆるい変化球を投げ分け、点を与えないまま試合は9回へ。

 9回裏、横浜創学館は1死満塁のチャンスから押し出し四球でサヨナラ勝ちを決めた。試合内容的にはどちらが勝ってもおかしくなかった。

 投打ともに実力があった前々のチーム、前チームと比べると発展途上。それでも良い選手は多く、エースの鈴木はまだ細身であるが、投げ方自体は良いので、140キロ台は見込める。1年生4番・本山璃空内野手も楽しみな左打者だ。また、2安打を放った小室 壮真内野手(2年)もシャープな打撃と堅実かつスピーディーな守備が光る遊撃手だ。

 敗れた厚木北とは守備も堅く、エースの本田は9回裏の申告故意四球と押し出し四球を与えるまでは無四球だった。組織で戦っていく感じが伝わったので、春も十分に躍進が期待できる。

(取材=河嶋 宗一)