報徳学園が智辯和歌山に逆転勝ち!プロ注目の堀は3安打の活躍

報徳学園3番・堀柊那

<秋季近畿地区高校野球大会:報徳学園9−5智辯和歌山>◇3日◇準決勝◇紀三井寺公園

 報徳学園(兵庫)が智辯和歌山(和歌山)を下して決勝進出を果たした。

 この試合で攻撃の起点となったのが3番捕手で主将の堀 柊那(2年)だ。準々決勝までの2試合で9打数7安打と当たっている堀は、1回表に1死二塁から右前安打を放って一、三塁とチャンスを広げると、続く4番・石野 蓮授外野手(2年)の右犠飛で先制点を挙げる。

 その後、逆転を許したが、2点を追う6回表、「サードの位置が深かったので」と先頭の堀が三塁前にセーフティーバントを決めて出塁すると、続く石野も左前安打を放ち、無死一、二塁とチャンスを拡大。5番・辻田 剛暉内野手(2年)の中前適時打で1点差に迫る。さらにその後、2死三塁となり、7番・西村 大和内野手(1年)の中前適時打で同点に追いついた。

 8回表には、またしても先頭の堀が左前安打で出塁すると、そこから6番・林 純司内野手(2年)の適時二塁打などで4得点。主将のバットから流れをつかんだ報徳学園が逆転勝利を収めた。

 この日、堀は4打数3安打1四球の活躍。出塁した4打席が全て得点に絡んだ。「石野が当たっていて、自分が出れば絶対に点が入るなと思っていたので、出ることだけを意識しました」と堀。後ろを打つ石野が3試合連続本塁打を放つなど好調が続いており、3、4番の連動性が3試合29得点という強力打線の原動力になっている。

 決勝では大阪桐蔭(大阪)と対戦する。「周りから見たら大阪桐蔭が上だと思われていますけど、全員野球で勝てれば良いかなと思います」と意気込んだ堀。来年のドラフト候補になるであろう選手の活躍から目が離せない。

(取材=馬場 遼)