駒澤大がドラ1右腕、来年ドラフト候補の150キロ右腕の攻略に成功し、1部残留まであと1勝!

歓喜する駒澤大ナイン

<東都大学野球1部ー2部入替戦:駒澤大5−3専修大>◇3日◇1回戦◇神宮

 1部最下位の駒澤大が2部優勝の専修大を下して先勝。1部残留まであと1勝とした。

 1部の駒澤大が、さすがと思わせるしぶとい攻撃で、ロッテドラフト1位の菊地 吏玖投手(4年=札幌大谷)の攻略に成功した。

 1番で起用されたDeNA3位の林 琢真内野手(4年=東邦)が四球で出塁すると、いきなり盗塁を仕掛け、相手の送球間のミスもあり、三塁へ陥れる。2番・小園 琉世内野手(4年=福岡工大城東)の適時打で1点先制。しかし1回裏、専修大も来年のドラフト候補として注目される1番・西村 進之介外野手(3年=栄徳)の本塁打で同点に追いつく。

 接戦が期待されたが、4回表、駒澤大の8番・神宮 隆太内野手(3年=西日本短大附)が特大2ラン。これほどの長打力を持った選手が8番にいるのは怖すぎるとしかいいようがない。エース菊地から3得点。しかも4回で81球を投げさせ、降板。専修大にとってはダメージが大きい失点だった。

 駒澤大はさらに6回表にも2死二塁から7番・工藤 波音内野手(2年=弘前南)の適時三塁打で1点を追加。6回裏、専修大も反撃し、4番・外山 優希内野手(3年=開星)の適時打、2死から6番・今里 凌内野手(4年=専大松戸)がラッキーとも呼べる中前適時二塁打で1点差に迫る。

 8回表から専修大は、来年のドラフト候補にも挙がる剛腕・西舘 昂汰投手(3年=筑陽学園)が登板。初球に最速150キロをマークするが、駒澤大はしっかりと西舘を捉え、薩美 進之介捕手 (3年=山手学院)の適時二塁打が飛び出し、5点目を入れた。

 この2点のリードを速球派左腕・東田 健臣投手(2年=西脇工)が常時140キロ中盤の速球を武器に、強力打線の専修大を圧倒し、3.1回を投げて6奪三振、無失点の快投。見事に駒澤大が勝利した。

 駒澤大はドラ1エースの菊地に対して足と長打を絡めながら3得点。第2のエース・西舘からも1得点。専修大にとって頼みの2人が長打攻勢で点を奪われ、負けたのは2点差以上にダメージが大きい敗戦だった。

 駒澤大が勢いに乗って2連勝で残留フィニッシュするか。それとも専修大が投打の能力の高さを発揮し、意地を見せることはできるだろうか。

(取材=河嶋 宗一)