3回、5得点で主導権・神村学園

神村学園・今村

<第28回MBC旗争奪高校野球選抜1年生大会:神村学園7−2鹿児島実>◇13日◇決勝◇平和リース

 今年最後の鹿児島の高校野球界を締めくくる1年生大会の決勝は神村学園と鹿児島実の顔合わせ。前日はお隣の白波スタジアムで高校サッカー選手権鹿児島予選決勝を争った両者が、2日続けて頂点を争った。

 明け方まで降った雨の影響で、10時20分開始予定が1時間遅れて11時20分からの試合開始となった。

 初回、2回と複数の走者を出しながら得点できなかった神村学園だったが、3回に火を噴く。

 無死満塁の好機に、準決勝・尚志館戦で4安打4打点と全得点を挙げた5番・上川床 勇希が右前2点適時打を放って先制した。

 なおも満塁と好機を継続し、8番・今村 拓未が左前2点適時打を放って点差を広げた。1番・木下 夢稀も右前適時打で続き、打者一巡で一挙5点のビッグイニングで主導権を握った。

 鹿児島実は序盤から投手陣が制球に苦しみ、細かな継投で目先をかわすも、神村学園の攻撃を思うように食い込められない。

 神村学園は5回表に1番・木下 夢稀の中前適時打で6点目を挙げ、7回には9番・照屋 寛羽の中越え二塁打で7点目を挙げた。

 鹿児島実は6回まで神村学園の先発左腕エース・今村の前に6回まで散発2安打、二塁も踏めていなかった。

 7回裏、先頭の5番・原田 颯馬が中越え二塁打を放つと、代打・吉村雅が右越え三塁打ちを放ち、反撃。7番・石走 魁晟が犠飛を放ち、意地の2点を返した。

 それでも神村学園は先発の左腕エース・今村が8回を三者凡退で打ち取り、9回は釜 昊暉がやはり三者凡退で追加点を許さなかった。

 前日のサッカーに続き、軍配は神村学園に上がり、大会史上初の3連覇を達成した。

(取材=政 純一郎)