※この記事は速報です


5年連続決勝に進んだ新庄、3年ぶり22度めの夏切符を狙う広陵。

第99回全国高校野球選手権広島大会決勝は7月25日、マツダスタジアムで午後1時プレーボール予定が雨のため午後2時8分から試合開始。

試合はいきなり両校ともに、果敢な攻撃と両投手の踏ん張りが際立つ展開となる。

先攻広陵。新庄の先発はエースの有村綜留(3年)

広陵一番の高田桐利(2年) は有村の初球をとらえて中前打。さらに二番・谷口秀斗(3年)もボールカウント1−2からバスターを決めて左前打で無死一、二塁。

広陵はこれ以上ないチャンスを迎えたが、ここで超高校級と言われる強打の中村奨成(3年)が一ゴロを打たされ併殺打となって二死三塁…。四番の加川大樹(3年)も3球で追い込まれ空振り三振に倒れた。

その裏、新庄も今大会ナンバーワンの呼び声が高い広陵・平元銀次郎に襲い掛かる。二番西山塁士(3年)がフルカウントから四球を選び、続く河内恭英(2年)は初球を仕留めてグラウンダーの左前打。

一死一、二塁で四番高野智裕(2年)。しかしここで平元も踏ん張って二ゴロ併殺打。

二回の広陵は先頭の高田誠也(3年)がここでも初球を右中間へ。打球は真ん中を抜けて二塁打。が、ここから有村のギアがまた上がる。大橋昇輝(3年)は低目スライダーを空振り三振、吉岡広貴(2年)はセンターにいい打球を弾き返したが、新宅真弥(3年)の好守によってタイムリーのはずがアウトにすり替わり、松岡直樹(3年)も右飛に終わった。

試合は0対0の三回、広陵の攻撃中に雷のため中断、そのあと強い雨。

午後3時20分、およそ47分間の中断のあと試合再開。

四回、広陵は先頭の中村が有村の変化球を見事にすくい上げてレフトスタンド、二階席に届く大ホームラン。

続く加川も左前打で続き、高田誠は四球、大橋の三塁線バントもヒットとなって無死満塁。ここで吉岡が左前適時打。

新庄ベンチはここで竹辺聖悟(2年)をマウンドへ送る…

なおも無死満塁で松岡の二ゴロが野選とエラーを招いて2者生還、4対0。さらに一番に戻って高田桐の打球はレフトへ。ここでも相手の守備が手間取る間に2者が還って6対0となった。

この時点では広陵のワンサイド?の気配も一瞬、漂ったが、長い中断もあったせいか肝心の平元のボールの力がもうひとつ。

五回、新庄は西山の適時打と高野の一ゴロで2点を返すと、七回にも平元に四球ひとつを挟み、3連打を浴びせると、内野ゴロでも加点してとうとう6対5、広陵のリードは1点に。

さらに二死三塁で新庄六番の沖政晴也(3年)のボールカウントが2−2となったところで平元はライトに回り、二番手は山本雅成(3年)がマウンドへ。沖政は四球、続く代打木村優介(1年)は空振り三振。

1点を追う新庄は八回も二死一塁。ここで大きなリードをとる一走の古川智也(2年)が牽制球を誘って二塁へスタート!しかし広陵は慌てず、二塁タッチアウト…

迎えた九回、広陵は疲れの見える竹辺をとらえて3点を追加して勝負を決めた。

9対5で新庄を振り切った広陵は3年ぶりの甲子園切符。新庄も素晴らしいプレーを随所に見せたが広陵の強力な打撃力の前に3連覇はならなかった。