サガン鳥栖戦に備え、前日練習で指示を出すヨンソン監督(トップ画像説明)


サンフレッチェ広島は7月30日のホームゲーム、サガン鳥栖戦でヨンソン監督のもと新たなスタートを切る。J1リーグ戦は残り16試合。現在、降格圏内17位のサンフレッチェ広島にとっては文字通り、天国か地獄か、運命をかけた16試合となる。


サンフレッチェ広島は18試合で2勝5分け11敗、わすかに勝ち点11しか取れていない。全34試合で勝ち点34がJ1残留の目安とされている。

昨季はJ1残留争いが大接戦となり16位でJ1陥落となった名古屋グランパスの勝ち点は30、”生き残った”15位アルビレックス新潟の勝ち点も30、14位ヴァンフォーレ甲府の勝ち点も31だった。

ちなみにアルビレックス新潟は現在、勝ち点8でサンフレッチェ広島より下の最下位。ヴァンフォーレ甲府は勝ち点16で”ギリギリ”の15位…。

仮に勝ち点34をノルマにすれば、残り勝ち点23の上積みが必要。言い方は悪いが”こつこつ勝ち点1を積み上げている暇はない”。ドカンと勝ち点3、それで大きくサンフレッチェ広島の運命は変わる、ヨンソン新体制のイレブンはきっと、みんなそう考えているはずだ。

それだけサガン鳥栖戦は大事な試合になる。そのことは29日の前日練習でも、みんな繰り返し口にした。そして、 激しい暑さの中、前日練習とは思えないほどの濃い練習メニューに取り組み、最後は輪になって健闘を誓い合った。

リーグ戦で最後に勝ったのは5月20日、第12節のヴァンフォーレ甲府戦。しかもアウェー。ホームでは開幕以来まだ一度も勝っていない。4分け5敗に止まっている。

こうした苦しい過去や数字をサガン鳥栖戦の90分で、180度別のモノにする。かつて4年で3度、JI王者に輝いたDNAに新たな血を加えればそれができるとみんな信じている。