年間指定席購入者への代替チケットで入場したマツダスタジアムのファン

 

7月28 日 ●2−3 中日 マツダスタジアム
通算11勝17敗3分け(首位巨人に最大8・5差、1試合で最下位逆戻り)
18時開始・3時間10分、4,944人
相手先発 福谷6回4安打無失点
本塁打 −

一番センター西川
二番セカンド安部
三番レフトピレラ
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番サード堂林
七番キャッチャー曾澤
八番ショート田中広
九番ピッチャー九里7回87球4安打1失点(自責1)
塹江●(14試合1勝1敗)
菊池保
一岡


”直接対決"で中日に敗れた広島は一日で最下位逆戻り。

その結果、首位巨人まで今季最大8・5差になった。

1991年、佐々岡監督の入団2年目、広島は7・5差をひっくり返して優勝した。それが70周年を迎えた球団史上最大にして最高の逆転Vだ。

その年、13完投で17勝を挙げた佐々岡監督は最優秀防御率、MVP、沢村賞などの5冠に輝いた。今回はチームを率いての初挑戦…その夢は120試合制の4分の1消化時点でほぼ潰えた。

チーム打率も総得点も総本塁打数もリーグ最低の中日は、3点を取るのもやっとの状態でマツダスタジアムにやってきた。

だから4点取れば広島はここまで2勝7敗と苦手のホームでも勝てるはず…

ところが12球団最高打率を誇る広島打線は一、二回のチャンスを生かすことができず、1年以上も一軍登板から遠ざかっていた福谷に六回までゼロ行進。

1点を追う七回、中日二番手の佐藤を打ち込み逆転に成功したがすぐに八回の塹江がつかまり、同点に追いつかれると二死一、三塁で救援した菊池保がA・マルティネスに適時内野安打されて勝ち越された。

同点のホームを突いた大島はアウトの判定だったが、与田監督のリクエストでセーフに変更された。キャッチャー曾澤のミットにバックホームされたボールが収まったタイミングでまだ大島はスライディングにも入っていなかった。しかし結果的にはミットをかわしてベースにタッチしたと判定された。

広島はこれで借金6。それはそのままマツダスタジアムでの負け越しの数と重なっている。

すでに広島球団からは8月いっぱいの主催ゲームも上限5000人の対象は年間指定席購入者のみと発表されている。

大多数のカープファンは佐々岡監督にスタンドから声援を送ることなく「優勝確率0パーセント」の日を迎えたことになる。(ひろスポ!・田辺一球)