登板前、佐々岡監督(左)と中5日について?話す森下

 

 

9月10日 〇2−1 ヤクルト マツダスタジアム
通算27勝34敗8分け(首位巨人まで最大の13・5差となり、5位変わらず)
18時開始・3時間31分、4,992人
相手先発 高橋4回4安打1失点
本塁打 ―
登録 野間

一番レフトピレラ
二番セカンド菊池涼
三番サード堂林
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番センター長野
七番キャッチャー曾澤
八番ショート田中広
九番ピッチャー森下〇(11試合6勝2敗)7回109球5安打1失点(自責1)
ケムナH
フランスアS(31試合1勝2敗8S)

 

佐々岡監督との男の約束?

初の中5日でマウンドに上がった森下が、初対戦のヤクルト打線を相手に7回5安打1失点でチームトップの6勝目を挙げた。

初完封勝利もすでにマークしている森下は、開幕から前回まで10試合でクオリティスタート(6回以上投げて自責点3以下)成功7度。これは登録抹消中の大瀬良の6度を凌ぐ。

ところが前回、9月4日のDeNA戦は3回8安打5失点。球数100以上が当たり前になっていたスーパールーキーもついに73球KO降板となった。


この”窮地”を逆手に取ったのが佐々岡監督だった。球数の少なさや、大瀬良もK・ジョンソンも欠く先発事情を考慮して、ついに新人右腕をローテの中心に据える策に出た。

この日のヤクルト先発は高橋だったが、当然、カープU23の坂倉とバッテリーを組み五回まで無失点ピッチング。六回、先頭の坂口にはインハイ149キロをライトポール際には運ばれ同点にされたものの、そのあと山田哲、村上、塩見のクリーンアップをいずれも2球で内野ゴロに抑えた。

三塁側ベンチで初めて”生森下”を見る高津監督も一発打たれたあとの内容投球に驚いたハズ。

でも、もっとビックリすることが七回に起こった。


西浦、エスコバー連続空振り三振のあと、西田右前打の二死一塁でヤクルトベンチの勝負手は代打雄平。

7球目のチェンジアップがショートバウンドしてフルカウントから、カットボールファウル、151キロファウル、カットボールファウルのあとの11球目、インローに糸を引くような軌道で決まったこの日トータル109球目に雄平のバットはピクリとも動かなかった。

3者三振。その決め球はいずれも150キロを超えていた。

「打者との駆け引きもできて1年生としては凄い」という試合後の高津監督のコメントとともに、前夜(10日)両軍合わせて31安打の10得点ずつと大荒れだったマツダスタジアムは、一夜にして見事修正されたことになる。(ひろスポ!・田辺一球)