画像は薮田(左)と走る床田

 

9月11日 ●0−4 阪神 甲子園
通算27勝35敗8分け(首位巨人まで最大の14・5差となり、5位変わらず)
18時1分開始・2時間37分、4,971人
相手先発 西勇〇9回4安打無失点
本塁打 ―
抹消 曾澤
登録 中村奨、床田

一番センター大盛
二番セカンド菊池涼
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー坂倉
七番サード堂林
八番ショート上本
九番ピッチャー床田●(7試合1勝5敗)5回85球5安打2失点(自責1)
菊池保
中田
矢崎

 

二軍再調整明け、最初の登板となった広島先発の床田は5回2失点、自責は1。しかし相手は西勇。初回に得点圏打率リーグトップのサンズに適時打された時点で試合を流れは大きく阪神サイドに傾いた。

…というのも広島打線vs西勇は過去15度の対戦で西勇の9勝1敗。昨季、4月7日のマツダスタジアムでは140球完封勝利をFA移籍した右腕にプレゼントしており、結果的にはそれ以来の完封勝利をまた献上したことになる。

試合後、佐々岡監督は「相手投手をあまり褒めたくないけど…」と言いながらもその低目を丁寧に、しかもテンポよく突く西勇の投球スタイルについて言及した。床田ら、自軍の投手陣に対して間接的に”助言”したかっこう。

広島打線は序盤3回を完璧に抑えられたあと四回、二死から長野が二塁打を放った。長野は8月8日のマツダスタジアムで西勇から3号ソロ。ここは期待通りの一打となった。

続く鈴木誠も7月5日のマツダスタジアムでソロ、8月15日の京セラドームでもソロを放つなどここまで4度の対戦で実に打率5割。しかしこのチャンスの場面では外にスライダーを見せられたあと、同じく外のツーシームを見逃して三振…。

さらに五回、七回、八回にはランナー一塁で堂林、長野、堂林が併殺網に引っかけられた。右打者のアウトローにはチェンジアップ、スライダー、ツーシーム、そしてインローにはチェンジアップとツーシーム…

試合後、西勇とともにお立ち台に上がった梅野は「バッテリーで勝ち取ったなと思うゲームでした。ゲッツーを取る時にゴロを打たせる配球ができて最高の一日になりました」とコメントした。

…ということは広島にとっては最悪の一日。その結果、巨人とのゲーム差も最大の14・5に広がった。


なお、今季、この試合前までの時点で西勇との対戦における広島の先発は…

7月5日(マツダ)遠藤●5回8失点
8月8日(マツダ)大瀬良〇7回1失点
8月15日(京セラ)大瀬良●5回5失点
8月28日(マツダ)森下―7回2失点


大瀬良、森下の力を持ってしても、西勇に土をつけることはできていない。(ひろスポ!・田辺一球)

(ひろスポ!・田辺一球)