画像はエフピコアリーナふくやま


広島ドラゴンフライズvs宇都宮ブレックスのエフピコアリーナふくやま、早々にチケット完売!・特別連載「広島スポーツ100年〜Bリーグ2020−21広島ドラゴンフライズの挑戦」#5

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広島ドラゴンフライズがB1のコートに舞い降りた。


クラブ発足以来、多くの人たちによって支えられ、広島県民の声援に後押しされ、日本バスケの「頂き」に向けての第1歩となる2020−21シーズン幕開け…


それは1950年誕生のカープ、1993年スタートと同時にJリーグに参入したサンフレッチェ広島に続く広島プロスポーツ第3の波となる。


広島の過去100年では、陸の上で水の中で、あるいは空間で、日本最強を誇るアスリートたちが世界の頂に挑んだ。


そんな「スポーツ王国広島」の歴史は、軍都廣島とともにその歩みを進めた。戦後は復興への光となり、やがて平和の象徴にもなった。


次の100年に広島スポーツは何を遺すか?


「2020広島ドラゴンフライズの挑戦」は、間違いなく広島スポーツに新風を吹き込むことになるだろう。


広島スポーツの何がどう変わるのか?変えようとしているのか?


広島スポーツ100年取材班では、クラブ発足当時から取材を続けてきた広島ドラゴンフライズの過去と今と未来について探っていく。


第5回は、エフピコアリーナふくやまでのB1公式戦初開催にスポットを当てる。

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広島ドラゴンフライズは11月14日、15日、福山市のエフピコアリーナ福山でB1リーグ9節に臨む。相手は東地区で首位を行く宇都宮ブレックスでB1リーグ誕生シーズンの初代王者。両日のチケットはすでに完売した。


Bリーグは今季、新型コロナウイルス感染防止対策として他の国内プロスポーツに準じて入場制限をかけ、当面は「会場の定員の50パーセト」が適用されている状況だ。


B1昇格を果たした広島ドラゴンフライズは10月9日、10日に広島サンプラザホールで開催された地元開幕戦(アルバルク東京戦)に2日間で4,282人を集めた。


広島サンプラザホールの収容人数は4,600人。クラブ側では余裕をもっての定員を2,000人、立ち見も合わせると2,200人と相当している。


4,282人という数字は10日、11日に川崎市とどろきアリーナであった川崎ブレイブサンダース―大阪エヴェッサの計4,679人に次ぐ数字となった。その後も広島ドラゴンフライズはホーム5試合で平均1,500人以上と客足は衰えていない。


今回、初のBリーグ公式戦が行われるエフピコアリーナふくやまは、近隣にある福山市体育館の代替施設としての機能も受け継ぐ形で2019年12月竣工し、今年2月にはVリーグ公式戦が行われた。


Bリーグ公式戦で3,600席の50パーセントにあたるおよそ1,800席分のチケットを10月31日正午より一般販売したが11月11日までに「完売」となった。



B1地元開幕戦で「満員御礼」となった広島ドラゴンフライズは、広島サンプラザホール以外の会場での開催が多かったB2での4シーズンも含めて「当日完売」となるケースはあった。しかし、事前の「完売」はクラブ史上異例の”快記録”だ。


広島ドラゴンフライズ 浦 伸嘉社長のB1開幕前の話


まずアリーナを満員にする、フルハウスですね。そしてたくさん来られたお客さんにコアなファンになっていただくために、食事や物販、演出など我々のホスピタリティーを充実させる。リピーターの獲得ですね。要はいかに価値を高めていくか?コロナの影響でなかなか難しい部分もありますが、その中でベストなことをやっていく。そうして広島を元気づけたい、とそれが私たちの最大の目標ですから。今回も制限ありとは言え満員御礼になりました。そういう状況を続けていく。非常に今、チャンスであると感じています。価値を高めていくにはフルハウスの状況を続けることが第1です。

 

まず会場に足を運んでもらう。そして「ホスピタリティー」を充実させる。


例えば初のエフピコアリーナふくやま開催を記念して114日、15日とも会場では「備後 de BINGO!」大会が実施される。


グッズ売り場で1枚500円のBINGOカードを購入すればBINGO!にならなくてもカード1枚で両日使用可能な1ドリンクチケットがついてくる。先着1,000名。


景品(各日)は…
①エブリイ商品券1万円分…2名
②エブリイ商品券2千円分…5名
③選手サイン入りポスター…5名
④BOX席チケット(1/2or1/3試合分のどちらかを選択)..…1名
⑤2階自由席引換券…87名
参加賞:1ドリンクチケット(11/14,15のみ使用可)


「エブリイ」は広島ドラゴンフライズのゴールドパートナーで、福山生まれのローカル食品スーパー。今年年3月までの半年平均で既存店売上高は5・4パーセント増。鮮度に特化する独自の戦略でコロナ禍にあってもそのサービスが顧客の獲得に繋がっている。スポーツ支援でも地域密着。2019年12月、福山市民球場(竹ケ端運動公園野球場)はネーミングライツ採用でエブリイ福山市民球場となった。


福山地区のスポーツで言えば15日には、エフピコアリーナふくやま場外広場で「バスケットボール・サッカー体験会」も開催される。サッカー天皇杯で快進撃を続けている福山シティFCの選手と広島ドラゴンフライズの岡崎修司アンバサダーやスクールコーチが直接
6歳〜15歳男女(小学生、中学生)を指導する。子供たちはサッカーとバスケを両方体験できる。(応募はすでに締め切り)


同じくゴールドパートナーの(株)福山臨床検査センター(広島県福山市草戸町)も15日の来場者、先着1,500名にオリジナルフェイスシールドをプレゼントする。また14日には備後企業連合プレゼンツゲームとして、先着500名にオリジナルデザインバルーンがプレゼントされる。


B2での過去4シーズンでは福山通運ローズアリーナが広島ドラゴンフライズの備後地域における拠点だった。今回の、エフピコアリーナふくやまでの2日間は、B1の中でも最も高いレベルのバスケを展開する宇都宮ブレックスに対して広島ドラゴンフライズがどんなパフォーマンスを備後のファンに披露してくれるのか?も含めて、備後地域のバスケットボールの今後の普及、発展に向け注目の2日間になりそうだ。