画像は打ち終えたクロンと交代する鈴木誠

 

3月28日 △0−0 中日 マツダスタジアム
通算1勝1敗1分け
14時35開始・3時間30分、1万6052人
相手先発 小笠原6回5安打無失点
本塁打 −

一番セカンド田中広
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木誠
五番レフト松山
六番ファーストクロン
七番サード堂林
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー野村6回81球3安打無失点
森浦H
ケムナH
栗林

 

雨で試合開始が1時間35分遅れた。長い一日。広島ベンチは野村の好投と森浦、ケムナ、栗林の完封リレーを生かせず引き分けた。昨季の引き分け数は12球団最多の12で借金は4。勝負弱さが課題だった…。

16残塁の広島打線。中日先発の小笠原に対しては8残塁。レフト根尾のエラーでもらった六回の無死二塁を生かせず、続いて七回の二死満塁では代打坂倉が二ゴロ(一度、二塁封殺プレーセーフの判定で2点かと思われたがリクエストでアウト)。九回の二死満塁は堂林空振り三振で中日の継投策を崩し切れなかった。


勝手に想像するに一番その責任を背負い込んでいるのが鈴木誠だろう。

初回の二死二塁では歩かされ、三回の二死二塁は一邪飛。五回の二死一塁は中飛。七回の二死二、三塁は死球。九回の一死一塁は右飛だった。

中日バッテリーはこの3連戦、当然ながらまともには勝負してこなかった。厳しい内角攻めも一貫していた。トータル3四球と1死球。

鈴木誠の九回の右飛は3連戦で初めて右方向に飛んだもの。引きつけて右に大きな打球が打てる、ことを2月のキャンプから目指してきたが、やはりそう簡単には行かないようだ。


「トラウト打法」の開いて上げる左足は開幕2日前にひとまず封印した。

この3連戦では相手の左右、変化球の割合、真っすぐのスピード、ボールカウントなどに対応しつつ、足を上げるタイミングやその高さなどを微調整し続けている。

そんな中、前日の第2戦では四回の無死一、二塁で柳のカットボールをしぶとく左前に返して勝利打点とした。この時は「五番・坂倉」にも連続適時打が飛び出した。

開幕五番だった松山は3連戦無安打。「六番・クロン」は来日初打席Hマークのあと、すぐにオープン戦時のノー感じの”空振り打法”に戻っている。

田中広、菊池、西川の3人は3連戦でその役割を果たし、いずれも塁上を賑わせている。

このままではますます相手バッテリーは”鈴木誠一点豪華主義”に傾倒していく。開幕3連勝で意気上がる阪神相手に五番、六番をどうするか…(ひろスポ!・田辺一球)