画像はもうすぐ首位打者争い、参戦の坂倉

 

 

8月29日 〇5−0 阪神 マツダスタジアム
通算37勝49敗10分け
中日と同率の4位浮上、3位後退の阪神まで13差、首位巨人まで12・5差
18時開始・3時間、11,556人(緊急事態宣言下)
相手先発 秋山●6回7安打3失点
本塁打 鈴木誠19号②、坂倉8号①

 

一番センター野間
二番レフト西川
三番ショート小園
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番キャッチャー曾澤
七番セカンド菊池涼
八番サード林
九番ピッチャー床田〇(9試合2勝2敗)6回79球5安打無失点
森浦H
塹江
島内

 

 

阪神、まさかの広島戦3連敗で4月4日以来の首位陥落。一方、東京ドームでの5発“祝砲”からイッキ4連勝の広島は最下位から4位まで順位を上げた。

 

 

対広島戦2年越しの8連勝中だった秋山で負けた矢野監督のショックの大きさはいかほどか?6回3失点で自責ゼロだったが、2020年7月21日(甲子園)から実に12試合目で負け投手になった。

 

 

秋山の心の中を勝手に覗かせてもらえば、初回、簡単に二死を奪ってからイレギュラーバウンドをファーストサンズが弾いた二死二塁の場面に“もう一度戻りたい”と思っているだろう。

 

 

鈴木誠への初球が左中間スタンドに運ばれ、続く坂倉への2球目は右中間スタンドへ。13球投げただけで、ほぼ勝負ありとなった。

 

 

鈴木誠に投じた外角カットボール、はもはや打たれる“運命”にあった。

 

 

前日三回、鈴木誠は村上の外スラをライトスタンドに押し込んだばかり。どうやって打ったのか?

 

この日、3カ月半ぶりに一軍に戻ってきた曾澤と一緒にアップする際、打撃談義に花が咲き、上体右側の使い方について再度、確認ができていた。そこに予想通りの外角球。同じく初回に菅野の外スラをバックスクリーンに運んだ一振りから中2日でまた外の球を仕留めた。

 

 

続く坂倉は力感のない素直なスイングでしっかり捉えた。菅野の時はインロー真っすぐ、今度はアウトロー真っ直ぐ。秋山の球を強く振ろうとすると術中にはまる。

 

 

広島打線vs秋山。秋山無敗の過去11試合の中で柵越えは4本しかない。

 

 

秋山の連勝がスタートした2020年7月21日に堂林と鈴木誠、同年8月30日(マツダ)に菊池涼、そして今年が4月30日(甲子園)の代打クロン。左では坂倉が初めてで、しかも”トドメの一撃”となった。

 

 

曾澤のスタメンマスクでファーストでの出番が増えることが予想される坂倉は、七回にも2点打を放ち打率・312といい状態を保っている。

 

 

一方、曾澤の方は二軍再調整を経ておよそ2カ月ぶりの一軍マウンドとなった床田から森浦、塹江、島内の継投を最後までリードして完封リレーを完成させた。

 

 

曾澤の戦線復帰でファーストでのスタメン出場の機会が確実に増える坂倉は、この日で289打席を数えた。チームの規定打席は297。毎試合1打席づつその差を詰めていけば1位DeNAオースティン(・318)、2位DeNA桑原(・311)、3位DeNA佐野(・307)との首位打者争いが現実になる。

 

週明け、広島が乗り込む横浜スタジアムでは4試合で4発の主砲鈴木誠と坂倉のバットの勢いが続くのか、待ち構えるDeNA打線が火を噴くのか、興味深い、最下位脱出を懸けた攻防戦が待っている。(ひろスポ!・田辺一球)