10月8日  〇6―2巨人 マツダスタジアム
通算53勝65敗11分け
4位変わらず3位巨人まで8差、首位ヤクルトまで17・5差
18時開始・3時間34分、12,447人(広島県集中対策期間)
相手先発 山口●4回3分の1、6安打6失点
本塁打 −

 

一番センター宇草
二番ショート小園
三番レフト西川
四番ライト鈴木誠
五番ファースト坂倉
六番サード林
七番セカンド安部
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー大瀬良〇(20試合8勝5敗)7回115球7安打2失点(自責2)
菊池保
バード
森浦

 

広島は立ち上がり、その初球を松原にスタンドまで運ばれた大瀬良が粘って8勝目。神宮でヤクルトに3連敗して広島入りした巨人は、試合の最中かあるいは試合後にヤクルトの優勝マジック11が点灯した知らせを耳にすることになった。もちろん、ヤクルトに5勝14敗3分けの佐々岡監督も、だ。

 

 

巨人先発の山口はこれで10試合白星なし。2対2同点の五回、鈴木誠との勝負を避け歩かせて一死満塁となったところで坂倉に2点打され交代を告げられた。

 

 

打った坂倉は1ボールのあと4球続いたフォークの中で一番遠く低目の4球目を巧く中前に弾き返した。2点を追う二回の打席でも中前打して反撃の突破口を開いたのは坂倉のバットだった。

 

 

打撃練習でも実に質の高い打球を飛ばし続ける坂倉は、とうとう鈴木誠との首位打者争いのライバル、というポジシンをまた奪い返した。

 

 

坂倉の名が広く知れ渡ったのは9月7日の中日戦(マツダスタジアム)。逆転サヨナラ3ランを含む4打数2安打で規定打席に到達し、セ・リーグ首位打者に躍り出た。この時点で打率・332。

 

 

ところがその後の17試合で打率・296まで急降下。坂倉が”どん底“に沈んだ9月28日の阪神戦(甲子園)では鈴木誠が打率・317でDeNAオースティンを抜き返してたま打率トップに立つという状況だった。

 

 

しかし「穴がない」と評される打撃がウリの坂倉はそこからまたコツコツと率を上げ、この日で11試合連続安打。しかも2安打2四球でボール球には手を出さない。その結果…

 

①鈴木誠 ・318

②桑原(DeNA)・316

③坂倉 ・315

④近本(阪神)・314

 

…とセの首位打者争いはこの4強に絞られた。

 

打席数が一番多いのは近本で一番少ないのが坂倉。出塁率トップが鈴木誠であることはよく知られているが、坂倉もヤクルト村上、オースティン、阪神マルテに続いて4位につける。このあたりの数字が今後の厘差の勝負にどう影響してくるか…それにしても鈴木誠と坂倉の”勝負“を応援できることはカープファンにとっては幸せなことだ。(ひろスポ!・田辺一球)

※さらに詳しい情報は、2000年10月よりカープをウオッチングし続けている(一日も休まず更新中)携帯サイト「田辺一球広島魂」で、田辺一球、スマホ、で検索。