画像は大瀬良

 

5月20日〇11−5中日  マツダスタジアム
通算44試合23勝19敗2分け、首位巨人に2・5差、2位ヤクルトに1・5差の3位
18時開始・3時間、25,616人
相手先発 大野雄●4回5安打5失点
本塁打 マクブルーム6号④。小園2号③

 

一番センター野間
二番セカンド菊池涼
三番レフト西川
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番ショート小園
七番キャッチャー曾澤
八番ライト中村健
九番ピッチャー大瀬良〇(8試合5勝1敗)8回121球7安打5失点(自責5)
森浦

 

広島は初回に飛び出したマクブルームの満塁弾と、五回の小園の2号3ランなどで11対5で快勝、連敗を4で止めた。

 

ただ、この試合は大瀬良、大野雄のエース対決だった。勝った大瀬良の8回5失点も計算外だが、大野雄の4回5失点負け投手はある意味衝撃だったはずだ。5月6日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)では、延長十回二死までパーフェクトピッチング。同一人物とは思えない?

 

だが、準パーフェクト左腕もマツダスタジアムでは2014年9月以降、勝てていない。

 

だから、なのか?

 

昨季、マツダスタジアムで投げたのは1試合だけ。やはり投げ合った相手は大瀬良。

 

そしていきなり初回、野間、長野、小園、誠也、松山に5連打され4失点だった。

 

おそらくその記憶は鮮明なまま同じマウンドに立り、果たしてどんなことが脳裏を過ったか?結果はこの日、今季初めて一番に入った野間が一塁線への内野安打、菊池涼が右前打、西川が四球。そしてマクブルームにはツーシームを完璧に左翼コンコースへ運ばれた。

 

ただここで、ひとつピックアップしておくべき裏話がある。

 

昨年の大瀬良との投げ合いは、明らかに大野雄が雨不利(雨降り)だった。

 

その日、広島県北に接する島根県雲南市では「緊急安全確保」が出され、NHKはL字画で「大雨情報」を流し続けた。広島市内も昼過ぎから猛烈な雨になり、幾度となく雷鳴が響くような状況だった。

 

午後3時前には雨はいっそう強まり、誰がどう考えても試合開催は無理、と言う中で中継準備や物販の準備は続けられ、けっきょく定刻6時にプレーボールがかかった。むろんスタンドにはいつも以上に空席が目立った。公共交通が止まるなどしており、ナイターどころの騒ぎではなかったから、だ。

 

大雨の影響でルーティンを大きく狂わされた大野雄は投げる前からもう負けていた。

 

この試合後、お立ち台に上がったのは大瀬良と鈴木誠だった。

 

「どんどん大瀬良さんがガリガリになってしまったんで、きょうは打てて少しはガリガリがおさまってくれたらいいなと思います」(鈴木誠)

エース対決はいつも”過酷”だ。

 

そんなこんなで、マツダスタジアムのマウンドに立つたびに無用な重圧がかかり続けているのではないか?(ひろスポ!田辺一球)