画像は大瀬良

 

6月17日 ●2−7ヤクルト 神宮球場
通算65試合30勝33敗2分け、首位ヤクルトに最大11・5差になり、2位巨人に3・5差の3位
交流戦18試合5勝13敗の最下位
18時開始・3時間4分、23,522人
相手先発 サイスニード〇8回6安打1失点
本塁打 −

 

一番ライト野間
二番レフト宇草
三番セカンド菊池涼
四番ファーストマクブルーム
五番サード坂倉
六番センター上本
七番ショート小園
八番キャッチャー中村奨
九番ピッチャー大瀬良●(11試合5勝4敗)4回79球8安打4失点(自責4)

松本
塹江

 

交流戦惨敗から中4日の広島は4年連続開幕投手の大瀬良で首位ヤクルト追撃態勢、を目論んだが結果は完敗。

 

3連敗で今季最多の借金3となり、4位阪神にも1差に迫られた。

 

打線も足の故障を抱える野間と宇草で一、二番を組み、二番が定位置だった菊池涼を三番にすえ、交流戦でしっかり自分の打撃ができていた上本は「六番センター」、打撃がさっぱりだった小園には奮起を促し「七番ショート」といろいろ工夫してみたものの、結果的には交流戦の悪い流れを断ち切れなかった。

 

交流戦ラストゲームはベルーナドームでの西武戦。

 

この時は相手の先発エンスが7回3安打無失点で勝ち投手。一方広島先発のアンダーソンは柵越え3発を浴びて三回途中で降板。薮田、森、松本の中継ぎリレーでも失点した。

 

この日も大瀬良は4回4失点で降板。森、松本、塹江と繋いでその間に3点を追加された。ヤクルト先発のサイスニードは8回6安打1失点だが自責はゼロ。

 

おまけにこの2試合、試合時間3時間4分までいっしょ…

 

交流戦2度の先発で二軍再調整の道を選択した大瀬良は仕切り直しでもまた、弱点を露呈した。今季は右打者を抑えきれず苦労しているが、今回もまた塩見、山田、極めつけはサイスニード(スクイズのサインなのにバスタータイムリー)にまで適時打された。

 

前回の大瀬良はマツダスタジアムでのオリックス戦でやはり伏見にレフトポール際に手痛い一発を運ばれている。これじゃ、何度やってもいっしょ…

 

1年前、7月12日のマツダスタジアム。お立ち台に上がった鈴木誠は隣の大瀬良に向けて「なかなか大地さんに勝ちがつかなくて、どんどんガリガリになって心配でした。今日打てたので、少しはガリガリがおさまってくれたら。大地さんが骨にならないようにしっかりと打ちたい」とコメントした。

 

チームの屋台骨を背負って投げる大瀬良には重圧がかかる。増してや今年は選手会長だ。だが今年の打線は絶対的四番不在のままペナントレースに突入して交流戦で1試合平均2点に届かないモロさをさらけ出した。

 

「ガリガリ」かどうかは別にしても、今のマウンド上の大瀬良は”小瀬良”に見える。防御率も3・95まで後退して、規程回数到達者の一番下。相手をねじ伏せる気迫の投球スタイルを早く取り戻さないと、立ち直りのきっかけを見失うことになる。(ひろスポ!田辺一球)