漫才コンビ、中田カウス(68)・ボタン(69)が10日、大阪・なんばの吉本興業本社でコンビ結成50周年の会見を開いた。

 1967年の結成から半世紀。カウスは「他人の男同士で50年やってきたことに意味があるかな。特別な縁をいただいた」と感慨深げだったが「たかが50年。ホンマもんの職人の方々なら、いっぱいいる。まだまだ幼い」と戒めた。ボタンは「相方さんに教えられてばかり。頼り続けての50年」と振り返ると、カウスは「と言う風に、素直に話すところがいいところ」。ケンカもせず、コンビ解散の危機もなかったという相性の良さをアピールした。

 会見でカウスは、2009年に何者かにバットで襲撃され、頭部を負傷した事件にも触れ、「襲撃された30分後にはニュースになっていて、ネットはすごい、我々は(時代に)ついていけるのかと感じたが、僕らはアナログでいなければいけないと思った」と、しゃべくり漫才へのこだわりを強調した。

 この日は、カウスが企画して2013年から始めた「漫才のDENDO 全国ツアー」が、10月30日の東京公演(恵比須 ザ・ガーデンホール)で47都道府県をコンプリートするため、11月10日の大阪市中央公会堂公演から“2周目”に入ることも発表された。9月28日には台湾の台北公演も行う。

 今後の展望についてカウスは「行き着くところは、(双子姉妹の)きんさん・ぎんさん。しゃべらなくても存在感で笑わせる」と“100歳現役”へ意欲。ボタンは「健康に気をつけて、全国ツアーも2周、3周といきたい」と話した。