不倫疑惑が報じられた「SPEED」の上原多香子(34)の出演舞台「のど自慢〜上を向いて歩こう〜」の愛知公演が12日、名古屋・中日劇場で初日を迎えた。

 10日発売の「女性セブン」が、夫のET―KING・TENNさん(享年35)が14年に自殺した一因として、上原と俳優の阿部力(つよし、35)との不倫関係があったと報じたが、報道後初めて姿を見せた。昼夜2回の出番を終え、劇場を出る際には、待ち受けた報道陣に3秒間、一礼。「一言お願いします。今の心境は?」などの問い掛けには無言も、計4度会釈し、車に乗り込んだ。

 関係者によると、上原は本番前、ダブル主演の森昌子(58)、A.B.C―Zの河合郁人(29)ら共演者全員の楽屋を訪ね「このたびはお騒がせして申し訳ありません。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」と謝罪したという。また別の関係者は「チームワークを乱さないように、努めて普段通りに振る舞っていた」と明かした。

 上原は、主人公の歌手・赤城麗子(森)のマネジャー・保(河合)の婚約者を演じている。舞台では笑顔で河合と軽妙にやりとりし、場内の笑いを誘う場面も。ピンク・レディーの「UFO」や坂本九さんの「上を向いて歩こう」の歌にのせて、得意のダンスを披露するシーンもあった。緞帳(どんちょう)が降りる際には両手を振り観客の拍手に応えていた。観劇した女性客からは「どことなくほっそりした感じがする。心労があるのでは」などの感想も聞かれた。

 また上原は18日に同公演の千秋楽を迎えた後、芸能活動を一時休業する意思を持っていることも分かった。騒動が波及したことで、新規の仕事も入りづらい状況。上原本人も、関係各所に影響を及ぼしたことに大きなショックを受けているといい、心の整理をする時間が必要と周囲のスタッフも判断した。ひとまずは舞台の出番を全うし、その後は自分を見つめ直すことになる。