野球評論家の張本勲氏(76)が13日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)に出演し、7日に東京ドームで行われた「サントリー ドリームマッチ2017」での秘話を明かした。

 張本氏は、ザ・プレミアム・モルツ球団のGMとして代打で登場。対戦相手のヒーローズ9番手・斉藤明雄氏(62)の4球目を往年の打撃フォームで右前安打を放った。

 自らの安打に張本氏は「あっぱれやりませんよ。当たり前ですよ。何本ヒット打ってると思ってるの」と控えめだったが、「それよりもあっぱれ、斉藤に」と対戦した斉藤氏に「あっぱれ」を贈った。「かつては大洋ホエールズの大エースですよ。今でも速い球投げるのよ。それをど真ん中に投げてね、先輩、打てるものなら打ってみなさいと。たまたま、ヒット打っただけよ」と相手をたたえた。

 さらに斉藤氏が「チェンジになって私たちのベンチに走ってきて、先輩、これヒット打った球ですよ、とくれましたよ。ジーンと来ました。横で見ていたうちの上の娘が、お父さん、プロ野球のOBの中にはこんなすばらしい人いるんですねって涙ぐんでいましたよ。その方が私はうれしかった」と斉藤の心遣いに感謝していた。