女優の文音(29)が映画「ばぁちゃんロード」(篠原哲雄監督、来年公開予定)に主演することが13日、分かった。女優・草笛光子(83)とダブル主演で、結婚を間近に控えたおばあちゃんっ子の孫娘を演じる。

 孫娘・夏海(文音)と足をケガして施設で暮らす祖母・キヨ(草笛)の奮闘物語。昨年、映画美学校で開かれた「プロット(ストーリー)コンペティション」の最優秀作品賞の映画化で、世代を超えた家族の絆、生きる希望を描く。夏海は、ケガの影響で内向きになってしまったキヨに、一緒にバージンロードを歩くことを提案。無謀ともいえる目標に向かい、二人三脚でリハビリを重ねていく。

 ドラマ共演をきっかけに、プライベートでも親交のある2人。文音は草笛を実の祖母のように慕い、自宅に足を運んで、2人でトレーニングをすることもあるという。「草笛さんがおばあちゃん役と聞いた時は、うれしくて、私たちにしかできない作品が必ずできる、と確信しています。精いっぱい、夏海という役を愛し、感じ、演じさせていただきたいと思います」と気合十分。

 映画主演はデビュー作「三本木農業高校、馬術部」(08年)以来。「素晴らしい脚本と素晴らしい監督に出会い、この作品がどうでき上がっていくのか、今から楽しみです」と話した。

 草笛は「2年ぶりの映画の仕事なので、ちょっとワクワクしております。文音さんとの心の交流、思いやりが大切な軸になります。そのことだけを思って、演じるように見えない演じ方をしたいです」とコメントした。8月下旬にクランクイン予定。撮影は富山・氷見市を中心に行われる。

 ◆文音(あやね) 1988年3月17日、東京都出身。29歳。明治学院大学国際学部国際学科卒。幼少期はバレエに熱中。高校3年時、演技のワークショップに参加し女優の道に。映画「三本木農業高校、馬術部」で報知映画賞新人賞など。10年「結婚狂想曲」で初舞台。米ニューヨークに1年半演劇留学。特技は英語、クラシックバレエ、乗馬(障害物)、ダンス。身長163センチ。血液型A。長渕剛、元女優・志穂美悦子さん夫妻の長女。