妻のタレント・カイヤ(56)に離婚訴訟を起こしていたことが明らかになった俳優の川崎麻世(55)が、都内にある自宅の賃貸料を巡って妻との考え方に大きな隔たりがあることが11日、分かった。

 この自宅は借家。川崎はこの家を飛び出し、都内のマンションで一人暮らしをしているため、カイヤと子供たちが生活を送っている。関係者によると、別居生活を始めて10年以上が過ぎたが、現在も、川崎が毎月、この家の家賃を支払っているという。

 川崎は、10日のブログで「話し合いや離婚調停での解決を目指しましたが、相手方の出席がなく、今回このように裁判を起こす次第となりました」と説明したが、この関係者は「家賃に加え、養育費なども納めてきた。すでに十分な額を支払っているのに、さらに慰謝料を求めるのか…という思いがあるようです」と、川崎の心情を代弁した。

 一方、カイヤも、川崎の度重なる女性問題に寛大な姿勢をみせてきたという自負があるという。金銭面での隔たりが解消できなかったため、離婚調停に応じなかったとみられる。この日、ブログやインスタグラムを更新。「今回の裁判についてナイーブな家族問題も絡んでおり、子供たちも体調に変調をきたしておりますので、後日改めてご報告ができると思います」とつづった。

 川崎は、2年前に離婚調停の申し立てを行ったが、その理由が、子供たちの年齢が関係していることも明らかになった。長女は28歳、長男は今月で22歳になるが、2年前は長男が成人した年に当たる。川崎自身、両親の離婚を経験。同じ思いをさせたくないと、周囲には「子供が成人するまでは離婚しない」と公言していた。親としての義務を果たし、この時期の決断に踏み切ったようだ。

 ◆傍聴券争奪戦か

 30日に東京家庭裁判所で予定されている口頭弁論では、川崎への尋問が行われる予定。裁判所は傍聴券を交付し、抽選を行うことになりそうで、多くの傍聴希望者が集まるとみられる。

 ◆裁判で慰謝料から差し引くことない

 若狭勝氏(弁護士)「同居していても別居していても、関係が破綻していたとしても、夫婦間で婚姻関係が成立していれば、生活費でも家賃でも、かかる費用は婚姻費用、通称『婚費(こんぴ)』といって、夫婦が助け合いの中でどちらかが負担するものということになります。ですので、一般論として、夫が妻のために支払った家賃について、過去に遡った分を慰謝料として差し引くということは、裁判ではありません」