俳優の反町隆史(49)が、20日に都内で行われた新CM「SHISEIDO MEN」の新プロモーション発表会に出席した。同CMでは妻で女優の松嶋菜々子(50)と共演。22年の結婚生活で、夫婦でのCM共演は今回が初めてとなった。

 資生堂が展開する男性向けスキンケア商品で、アンバサダーに反町と松嶋を起用。共演CM「男の美しさは、肌に出る」を11月22日の“いい夫婦の日”から全国オンエアする。

 2001年に松嶋と結婚後、CMでは初共演となった反町は「妻と一緒に出られることがうれしかったです」と笑顔を見せた。映像作品での共演も松嶋が戦国武将の前田利家の妻・まつを、反町が織田信長を演じた2002年のNHK大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」以来。「なかなかチャンスもなかったので。約20年ぶりの記念すべき時に、歴史ある資生堂さんのCMに夫婦そろって出られていい経験になりました」と喜んだ。

 CM本編では2人がテーブル越しに見つめ合ったり、松嶋が反町の手に美容液をそっとプッシュするなど仲むつまじい様子が映し出されている。反町は、撮影現場を「監督からできるだけ自然にと言われまして。俳優同士なものですから、役を背負っている方がやりやすい。自然な自分を見せる方が難しかったですね」と照れくさそうに回想した。

 同社のCMには思い入れがあるようで「芸能界に入った当初、マネジャーに『資生堂のCMに出たい』と言っていたら、19歳の時にかなった。当時、本木(雅弘)さんが出演していてすごくかっこいいと思っていたので、うれしかったですね。またこうして年月がたって携われて光栄です」と感慨深げに明かした。最後に、報道陣から夫婦円満の秘けつを聞かれると「お互い尊重し合って思い合える気持ちを長く持つことだと思います」と語っていた。