先月26日、ボゴタ(コロンビア)発フランクフルト(ドイツ)行きのルフトハンザ機内で、ブルガリア出身の38歳女性が男児を出産していたことが10日、分かった。

 出発直後に女性の早産による陣痛が突然始まったため、客室乗務員は乗客数人の座席を移動させて目隠しで覆われた即席分娩室を設置。偶然居合わせた医師3人らが協力し、無事赤ちゃんを取り上げたという。出産時は北大西洋の1万1800メートル上空を通過していた。

 飛行機は英国・マンチェスターに緊急着陸。母子を救急医療隊員に引き渡した後、再びフランクフルトにフライトした。同機の機長は「37年間この仕事をしてきて、このような経験は初めて。自分の息子が生まれたときを除けば人生で最も感動的な瞬間だった」と喜びの声。機内出産は、同社では1965年以降では11人目になるという。