東京都足立区の小学校で成人用の長靴を盗んだとして、警視庁竹の塚署は14日までに窃盗と建造物侵入の疑いで、同区の無職・神尾寛幸容疑者(53)を再逮捕した。自宅から長靴271足などを押収。容疑を認め「働く大人が履いた長靴の臭いがかぎたくて盗んだ」と供述している。

 捜査幹部によると、家宅捜索では長靴のほか、ゴム手袋17双、ゴムエプロン7枚を押収。すべて白色だった。同容疑者が作成した「犯行メモ」では押収した数よりも多く記載されていたが「臭いがなくなったので捨てた。小学生の頃からゴムの臭いに興味があった」と話しているという。

 「犯行メモ」には2011年3月以降、盗んだ場所について、足立、葛飾両区の小中学校(37件)、病院(1件)、老人ホーム(1件)、工場・店(15件)などと記載。同署は窃盗を繰り返した疑いがあるとして裏付けを進めている。

 再逮捕容疑は昨年10月24日午後3時半〜同4時ごろ、足立区立小の敷地内に侵入、外に干してあった長靴2足(時価約2000円)を盗んだ疑い。

 今年3月に精肉店から長靴を盗んだとして窃盗容疑で逮捕され、その後、起訴された。