英王室は25日、エリザベス女王(93)の長男であるチャールズ皇太子(71)が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。検査で陽性反応を示した。「軽い症状が出ているが、健康状態は良好」としている。

 王室によると、カミラ夫人(72)も検査を受けたが、感染は確認されていない。夫妻はスコットランド・アバディーンシャーのバルモラル城で自主隔離している。

 皇太子はここ数週間の間に多くの公務に携わったため、感染経路の特定は困難となっている。エリザベス女王は今月12日に皇太子と面会しているが、女王の体調は良好で「全ての適切な助言に従っている」という。

 王室をめぐっては、23日にロンドン市内のバッキンガム宮殿内のスタッフに感染者が確認されたため、エリザベス女王が郊外のウィンザー城に移ったことが報じられたばかりだった。

 英国ではロンドンを中心に急速な感染拡大が発生しており、23日にジョンソン首相が不要不急の外出を禁止した。世界保健機関(WHO)の調査では25日時点で8000人超の感染が確認され、死者も400人を超え急増している。