◆世界水泳 第2日(15日・ブダペスト)

 シンクロ混合デュエットのTR予選では、安部篤史(34)、足立夢実(28)=ともに楓心舘シンクロク=が84・8153点で4位となり17日の決勝に進んだ。

 2度目の世界選手権に挑んだ混合デュエットの安部は、大舞台で成長した姿を見せた。演技後半は疲労から手や脚の動きがばらついたものの、予選4位の好スタートで17日の決勝へ。「前回と違い、落ち着いて演技に挑めている」と話した。コンビを組む足立は「(決勝で)より良い演技ができるよう突き詰めたい」と引き締めた。

 男子日本シンクロ界を引っ張ってきた安部は、01年公開で妻夫木聡主演の映画「ウォーターボーイズ」を見てシンクロを始めた。15年に念願の世界選手権に初出場。その後は一度、競技を離れたが「目標がある」と代表に戻ってきた。

 前回大会は男子の力強さと女子のしなやかな動きを互いに生かし切れず、TRは5位と悔しさを味わった。今大会に向けて海外を転戦。緊張感のある中で足技の高さや角度、振り付けの動きがそろうように経験を積んできた。初のメダルも視野に入り、安部は「決勝に向けて修正点もある。同調性などを手直ししていきたい」と切り替えた。