日本代表FW本田圭佑(31)のメキシコ1部パチューカ移籍に、ハビエル・アギーレ前日本代表監督(58)の後押しがあったことが16日、分かった。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。

 同局のインタビューに応じたパチューカのアンドレス・ファッシ副会長は「ヘスス・マルティネス(会長)はアギーレと密に話し合い、彼から良い話を聞けて今回の決断に役立った」と明言した。アギーレ氏は98年から4年間同クラブを率い、メキシコ代表も2回(01〜02年、09〜10年)にわたって指揮。14年7月から15年2月の日本代表監督時代は「圭佑は重要な選手」として重用していた。メキシコと本田を知り尽くす知将のアドバイスが電撃移籍を実現させた。

 本田の移籍先にはスペインのラスパルマス、イングランドのハル・シティ、トルコのガラタサライ、米国、中国のクラブなどが候補に挙がっていたが、ファッシ副会長は「金銭的なことだけであれば、彼は違うプロジェクトに参加していた。だが、彼は金銭ではなくプロジェクトに熱を入れるプロフェッショナルだ」と強調。また「(本田は)クラブW杯に大きな興味を持っていた」とも明かし「憧れ」とするRマドリードが出場する12月のクラブW杯(UAE)も大きな移籍理由になったようだ。

 本田本人によるインスタグラムによると15日(日本時間16日)、トレードマークの金髪にサングラス姿で現地入り。18日(日本時間19日)に入団会見を行い、リーグは21日に開幕。23日のUNAMとの開幕戦でデビューする可能性がある。