3年ぶりのJ1で首位を快走するC大阪は17日、スペイン1部セビリアとの親善試合に臨む。最大4万7000人を収容するヤンマースタジアム長居が会場だが、チケット販売は16日午前の時点で約1万枚にとどまっていることが判明。リーグ戦の今季最少観客試合を下回る可能性が出てきた。

 今季は4月16日のG大阪戦で4万2438人を集めたほか、ヤンマーの主催4試合はいずれも2万2000人以上を動員。併用するキンチョウスタジアムでもリーグ戦では3月18日の鳥栖戦の1万3086人が最少と、順調な集客を続けてきた。

 左太もも肉離れで離脱中のMF清武弘嗣(27)が1月まで在籍し、昨季スペインリーグで4位に入ったセビリアだが、世界的なビッグネームは不在。「清武VS古巣」という注目ポイントも失われ、チケット販売の苦戦に拍車がかかった。クラブ関係者は「日本では清武がいたチームということでしか知られていない。セビリアも、だからこそ知名度を高めるために来日している」と分析。当日券が発売されるが、集客は最大で1万5000人程度と見込まれている。

 それでもC大阪イレブンは真剣勝負で挑む構えだ。日本代表MF山口蛍(26)が「負けてリーグ戦に引きずるのが一番よくない」と警戒すれば、主将のFW柿谷曜一朗(27)は「やるからには勝ちたいし90分間全力で戦う」と必勝を誓った。22日にはリーグ2戦目に完敗した浦和戦が控えており、世界的強豪を倒して弾みをつける。