ヤンキース・田中将大投手(28)が16日深夜に放送されたTBS系スポーツ番組「S☆1」(日曜・深夜0時15分)に出演し、復調へのきっかけを語った。

 同番組のインタビューに応じた田中は「ダルビッシュさんと投げ合った時に、自分のやりたいこと、やっていきたいことができた」と、レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)と投げ合い、8回無失点と好投した6月23日(日本時間24日)のレンジャーズ戦(ニューヨーク)をターニングポイントに挙げた。

 田中によると、3つの修正点を意識したと番組では紹介。〈1〉低め中心の投球を変える。〈2〉高めのストレートを活用する。〈3〉カーブを有効に使う。その言葉通り、田中はその試合で最多となる12球のカーブを投げた。

 その試合まで14試合で防御率6・34だったが、その試合以後は4試合で防御率2・84と復調。田中は「(ダルビッシュとの対戦で)ゲームの中で高め合えたこともあるけれど、(その前から)続けてきたことが結果として出た」と話した。

 田中の楽天時代の恩師にあたる野球評論家・野村克也氏(82)は田中の不調に「相手に慣れられた。相手はマー君を研究するんだから、それ以上に研究しないと…」と話し、「カーブは緩急が効く」と、田中の考えと試みに一定の理解を示していた。