◆全国高校野球選手権北北海道大会 ▽1回戦 滝川西2−1旭川実=延長11回=(17日・旭川スタルヒン)

 滝川西が総力戦で旭川実を下し、昨年に続き2回戦へ進んだ。

 前日(16日)に降雨で6回表終了時ノーゲームとなった一戦は、0―0のまま延長に突入。11回表には失策絡みでエース鈴木愛斗(まなと、3年)が1点を失ったが、その裏に打線が執念を見せた。

 1死から、疲れが見え始めた相手投手を高見聖人三塁手、堀田将人遊撃手、遊佐要友一塁手(3年)が3連打で打ち崩し同点。さらに、代わった投手からも代打・渡部葵(3年)が右前適時打を放ち、逆転サヨナラで2日間にわたる死闘に決着をつけた。

 渡部は得意の流し打ちで公式戦初安打が決勝打になり、「みんなが死のもの狂いでもぎ取ったチャンス。何としても貢献したかった」。昨年は準Vで甲子園まであと一歩。今春の全道大会初戦で大敗を喫した帯広大谷の壁を2回戦で突き破れば、道は大きく開ける。