◆DeNA2―1ヤクルト(17日・横浜)

 必死のタクトも実らなかった。後半戦初戦でも悪い流れを断てなかったヤクルト。これで引き分けを挟み、球団47年ぶりの11連敗。7月は未勝利で、今季最多の借金25となった。

 2連続の「代打の代打」策も無得点だった。2点を追う7回1死二、三塁。今永に対し、真中監督は代打に飯原をコール。DeNAがサイド右腕の加賀にスイッチすると、すかさず代打の代打・大松を送り出した。大松は倒れたが、続く代打・武内に対して左腕の田中健が告げられると、またしても代打の代打・西田で勝負に出た。そこは四球でつないだが、最後は荒木が右飛に終わった。

 真中監督「8回、9回は(相手も)いい投手。何とか早めに勝負しようと、ああいう展開になった。何とか攻めたかったけど、攻め切れなかった。投手の責任じゃない。野手が何とかカバーしないとね」

 先発の原樹は3回に右足甲に打球を受けながら、6回2失点と試合をつくった。9回に一発を放った坂口は「誰も手は抜いていない。自分たちで乗り越えるしかない」と前を向いた。5試合ぶり先発の西浦は2安打と気を吐いた。2点差でのエンドランなど思い切った策も講じた。「一つずつやるだけです」と指揮官。最善を尽くし、現状を打開する。(中村 晃大)